黒木瞳“完脱ぎ”映画『化身』~宝塚トップ女優の微乳フルオープンに震撼!

化身 

作品目『化身』

東映 1986年 DVD発売中
監督/東陽一
出演/黒木瞳、藤竜也、阿木耀子、淡島千景、三田佳子、梅宮辰夫ほか

公開中の波瑠、成田凌主演のラブ・ストーリー『弥生、三月-君を愛した30年-』で、成田の母親役、東日本大震災に遭っても頑張ろうとする小さな食堂の〝肝っ玉母さん〟を演じている黒木瞳。今年還暦のせいか、近年はすっかり落ちついた役柄が多くなってしまったが、かつては大いにセクシーさを発散していた。『失楽園』(97年)と並び称されるエロス代表作といえば、この作品だろう。とにかく、黒木が信じられないくらい脱いでくださるのだから!

銀座のホステス・霧子(黒木瞳)は、大学教授で文芸評論家の秋葉(藤竜也)と付き合うようになる。やがてホステスを辞め、高級マンションを与えられ、ますます〝秋葉の女〟となり、性的にも開発されてゆく。それと同時に霧子はブティックを開き、自立への道を探るのだが…。

 

黒木は「脱ぎ過ぎ」と評された

この当時、黒木は26歳。それまで宝塚のトップ女優の座に君臨していたとはいえ、映画の本格出演はこれが初めてで、映画界ではまだ駆け出し扱い。原作が渡辺淳一、監督が『ラブレター』(81年)、『マノン』(81年)などの東陽一。ともに官能描写には定評のある巨匠だけに、黒木としてもまな板の上の鯉の気持ちで〝脱ぎ〟の覚悟を決めたのだろう。公開時、女性の評論家に「脱ぎ過ぎ」と評されたのもうなずける。

確かに、冒頭間もなくから〝全裸攻勢〟が凄まじい。まだ、ホステスとしても女としても発展途上のこのヒロイン。店外デートでホテルに直行し、ブラを外された黒木の小ぶりな乳房が早くもあらわに。おお、これが宝塚トップ女優のおっぱいかと、このころ興奮したものだ。巨乳ファンには物足りないだろうが、微乳マニアや乳房以外にこだわる人にはオススメ。暗がりの中、彼女の乳首をなめ回し〝開発〟に余念がない藤は〝濡れ場巧者〟の面目躍如だろう。

続いて、貸し切り状態の屋形船の酒席で、藤に「裸を見せてくれ」と頼まれ、静々とストリップしてゆく黒木。その微乳を「キレイだよ」と褒められ、股間に手を伸ばされ〝指マン状態〟にされると、さすがに喘ぎ悶える。しばらくインターバルを置いたセックスでは、おあずけ状態で興奮した藤に全裸に剥かれ、後ろ姿、横向きなど黒木の裸体を余すところなく拝める。すでに開発された黒木も積極的に自ら上に乗る騎乗位スタイル。エレクトした両乳首を揺すって、腰を激しくグラインド、乳房をつかまれ「アア~ン」という悩ましい声ともに果てる。この長めのワンカット・シーンはド迫力で生々しい。

黒木の〝還暦ヌード〟も拝みたいものだが、やっぱり無理か。

(映画評論家・秋本鉄次)

 

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