『100日後に死ぬワニ』わずか3日で“一杯のかけそば”と化す茶番劇…

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ネット上で大きな話題になった4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』。去る3月20日に感動の最終回を迎えたが、直後から書籍化決定やグッズ販売、イベント開催が手際よく発表されたことで批判が噴出している。

批判を受けて翌21日、作者のきくちゆうき氏が「僕が個人的に始めたことにいろんな人が共感してくれて盛り上げてくれたことに感謝しかない。裏で大きな組織が動いているんだろうと言われると、悲しいし申し訳ないと思う」と涙ながらに語り、ウワサされている〝電通案件〟疑惑を否定した。

しかし、作者の必死の弁明を覆す〝数々の証拠〟がネット上で発見され、炎上が拡大している。

「きくち氏が昨年12月4日に『片道1時間40分もかかった』『約2時間かけて打ち合わせしてきた。楽しかったです』と、東京・西多摩郡の箱根ヶ崎駅の写真を添えてツイートしましたが、この地には電通研究所があり、連載8日前にすでに電通関係者と打ち合わせをしていたのではないかといわれています。また、1月に商標登録、ソニーミュージックのいきものがかりとのコラボMV、LINEスタンプ、ロフトの追悼グッズショップや楽天、バンダイの商品通販など、100日ワニのキャラクター展開があまりにも短期間で広範囲にわたるため、広告会社が絡んでいるのは間違いないでしょう。今やきくち氏の発言を鵜呑みにしている人はほとんどいないでしょうね」(ネットウオッチャー)

 

「感動が一気に冷めたわ」

ネット上では、

《電通のステマ力すげーな。せめてワニの四十九日を待ってから展開すればよかったのに》
《最終回を迎えた直後から怒涛の商品展開。感動が一気に冷めたわ》
《もう少し小出しに商品展開すればいいのに、あからさま過ぎて吹いたわ。一杯のかけそばを思い出すな》
《おいおい、何種類グッズあるんだよ。コロナ禍で中国の工場止まってるはずだぞw》

など、批判の声が吹き荒れている。

「他にも100日目のワニの死に方が東本昌平氏の漫画『キリン』第10巻に出てくるシーンと似ていることや、タイトルも右腹氏の漫画『君が死ぬまであと100日』にそっくりなことも指摘されています。また、ツイッター上では《人もいつ死ぬか分からないから1日1日大切にしないといけないですね》という定型文ツイートが複数人を装って投稿されていることも発覚しています。完全に計画的なステルスマーケティングでしょうね」(同・ウオッチャー)

涙なしには聞けない話として1989年に大流行し、社会現象になった『一杯のかけそば』は、その後、創作でないかとの指摘や、つじつまが合わないとの批判が殺到し、急速にブームが終焉した。SNS上でコトの流れや発言がすぐに露呈してしまう昨今、『100日後に死ぬワニ』が本当に作者1人が作り上げたブームだと信じる人は、決して多くはないだろう。

 

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