日テレ社長『24時間テレビ』強硬姿勢に呆れ声「バカなの?」

(C)Krakenimages.com / Shutterstock

毎夏恒例の日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う』について、同局の小杉善信社長が3月23日、定例会見で今年も放送することを明らかにした。

例年であれば「当然やる」と誰もが思うところではあるが、新型コロナウイルス感染拡大の余波でイベント自粛が広がっていることから、会見では記者から「今年もやるのか?」という質問が。すると小杉社長は「もちろん」と即答。さらに「やらないといけないという使命感をわれわれも持っています。どんな形であってもやります」などと付け加えた。

「放送のメイン会場には、募金に来る人や『24時間マラソン』のゴールを見届けようとする人、出演者を目当てに集まるファンなど大勢の人が集まるので、集団感染が怖いですね。募金はメイン会場で受け付けないとするにしても、マラソンは今や募金以上に番組の代名詞となっていますから、それこそやめる気はないでしょうし…。対策を取るとしたら、会場内を無観客にして、付近も一般人の立ち入りを禁止するぐらいでしょうか」(日本テレビ関係者)

 

“使命感”とはなんなのか?

とはいうものの、仮に禁止を呼び掛けても集まる人は一定数いるはず。何よりゴール地点に人が集まるのを食い止めても、マラソンコースの沿道はどうしようもない。

ネット上には放送を不安視する声とともに、小杉社長の発した「使命感」に対して呆れたような声が多く寄せられている。

《やるという使命感よりも、感染させない使命感を持ってほしい》
《1カ所に人を集めない方が地球を救うのでは?》
《バカなんじゃないの? 永遠に中止でいいです》
《感染者が増えていたり一定数いる中で自己満足でやることはやめてほしい》
《チャリティーイベントで感染拡大させたら意味ないですよ》
《いい機会だから、走る意味がよく分からないマラソンはもうやめましょう》

近年の『24時間テレビ』は、「マンネリ」「感動の押し売り」「出演者のギャラを募金に回せ」など、何かとたたかれ続けている。日テレ的には視聴率を稼げるため開催したいのだろうが、放送に向けてどのような対応を取るつもりなのだろうか。

 

【画像】

Krakenimages.com / Shutterstock

【あわせて読みたい】