『ヒルナンデス』解雇…ココリコ遠藤“ピン仕事”消滅で広がるコンビ格差

遠藤章造 

(C)まいじつ 

お笑いコンビ『ココリコ』の遠藤章造が、番組開始以来レギュラーを務めていた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)から3月30日の放送をもって卒業した。

同日の放送では、課長に扮した遠藤が、タレントたちの〝社員旅行〟をアテンドする企画の特別版を放送。月曜レギュラー全員で春のグルメ満喫バスツアーを行い、この日で卒業する遠藤との思い出づくりをすることとなった。

相方の田中直樹とのコンビでは、『かみひとえ』(テレビ朝日系)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)にレギュラー出演している遠藤だが、ピンでは「ヒルナンデス!」を残すのみとなっていたため、今回の卒業によってついにゼロ本に。一方、田中は『アカデミーナイトG』(TBS系)や『ZIP!』(日本テレビ系)木曜レギュラーを務めており、コンビ内で格差が見られている状況だ。

 

YouTubeチャンネル開設は危機感の表れか…

本人も危機感を覚えているのか、3月28日にはYouTubeチャンネルを開設。3日でチャンネル登録者11万人、初投稿動画は78万再生を記録しているが、多いとも少ないとも言えない何ともビミョーな数字だ。

「2人の格差が開き始めたのは、コンビMCを務めていたゴールデン番組『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)が2016年9月に終わったあたり。直後の田中は『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)、『増山超能力師事務所』(日本テレビ系)主演、『浅田次郎 プリズンホテル』(BSジャパン)主演など俳優として次々とドラマに出演しましたが、遠藤には『ライザップ』のCMくらいしかピン仕事はありませんでした。本人もこの格差をラジオで愚痴っていましたが、あれから全く縮まっていません」(芸能記者)

もはや遠藤は、『ココリコ』の〝じゃない方芸人〟と化しており、今後もジリ貧を強いられそうだという。

「もともと、遠藤は芸人としてのスキルが高くなく、『ダウンタウン』、特に浜田雅功に気に入られたことでここまで来られた〝運〟が良かっただけの芸人。〝ホホホイ〟や〝ダイナマイト四国〟など、稀に大ヒットを飛ばしますが打率は低め。女グセの悪さもイメージが良くありません。現在、仕事が減っているのは、ここへ来て化けの皮が剥がれたということでしょう」(同・記者)

遠藤の所属する『吉本興業』では、時同じくして『ガレッジセール』や山口智充といったかつての売れっ子も地上波レギュラーが消滅している。遠藤もこの波に飲まれ、旧時代の存在として消えていくのか…。

 

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