『V6』YouTube動画で“長寿”の秘訣が明らかに? 脱退ゼロの理由は…

V6 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

大手レコード会社『avex』の公式YouTubeチャンネルが、緊急事態宣言下での在宅を促す「STAY HOME」の一環として、『V6』の動画を続々と公開している。

公開されているのは、過去のコンサートや特別編集されたミュージックビデオ、シングルの特典として付属されたDVDの映像。熱心なファンは既に販売当時に手にしているが、多くの人にとっては初めて見る映像となるだろう。そしてこれらの映像には、今年でデビュー25周年を迎える「V6」が、1人も欠けることなくここまで続いてきた理由が垣間見えるという。

「グループには年少3人組の『Coming Centuy』(カミセン)と年長3人組の『20th Century』(トニセン)という2つのユニットがあるのですが、当初は人気や露出の格差が凄まじく、最大9歳と年齢差もあって互いの仲は良くなかった。特に、『カミセン』が若さゆえに緩んだ姿勢を見せ、リーダーの坂本昌行とぶつかることはしょっちゅうありました。しかし今思えば、あまり深入りしないこの距離感が絶妙な空気を生み、今日まで1人も欠けることなくやって来れる要素になったのかと」(エンタメ誌ライター)

 

長寿の秘訣は「付かず離れず」?

その一端を感じられるのが、一連の公開動画にあるシングルの特典映像。メンバーは歴代のジャケット写真を年代順に並べるクイズや即興劇、人狼ゲームにチャレンジしているのだが、ここにそれぞれの役回りが如実に表れている。

「まず明るいキャラで場を回す井ノ原快彦と、誰彼構わず無邪気に接する三宅健がムードを醸成。森田剛はクールに構えながらも三宅のような無邪気さを時折見せ、岡田准一はおとなしめですが言動1つ1つにインパクトがあります。坂本は基本しゃべらず、最年長なのでメンバーからオヤジ扱いされるイジられキャラ。しかし、父親的存在とあって気遣いも強く、終盤に他メンバーが足ツボ押し罰ゲームを受けた際、後ろのテーブルが倒れないよう無言でそっとテーブルをズラす紳士な面を見せています」(ジャニーズライター)

そして、個性的なメンバーをつなぐ潤滑油のような存在が長野博だ。長野は生来温厚な性格で知られ、菩薩的な人物像から「グループの母親的存在」と言われる人格者。25年間で怒ったことは「もみくちゃの中で警備員に間違えられた」という1回のみであり、影は薄いが「V6」に最も欠かせない存在となっている。

「公開動画の1つに即興劇があるのですが、メンバーはノープランで自由に振る舞うため当然ながらダダ滑り。しかし、2回行った劇は2回とも『すべては長野の誕生日サプライズだった』というオチが付けられ、彼がメンバーから愛されていることが伝わる内容でもありました。思うに、『V6』は当初グループとしての一体感がなかったため、メンバーも『ビジネスパートナー』だと割り切っていたのではないでしょうか。しかし、互いに深入りしなかったことで〝粗〟も見えず、大人になって丸くなったときには『付かず離れず』という実家のような連帯感・安心感だけが残ったのだと思います。『絆』を売りにして四六時中一緒だと、嫌な部分も見えてしまいますからね…」(同・ライター)

デビュー10年以上のジャニーズグループにおいて、メンバーの休養や脱退、活動停止を経験していない〝無傷〟のグループは、2人しかいない『KinKi Kids』を除くと「V6」のみ。この安定感と息の長さは、「一体感のなさ」から生まれた不思議な絆によるものなのだろう。

せっかくの行楽シーズンも、外出自粛になってしまった今年のGW。一生に一度くらい、YouTubeを見て「V6」について考える連休もいいかもしれない。

 

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