寒い冬は汗にご用心!?寒くならない着こなし術

happy family mother and child daughter drinking hot tea on a winter walk outdoors

evgenyatamanenko / PIXTA(ピクスタ)

寒い季節になると、冷え症で悩む方も多い。

しかし、ただやみくもに重ね着をしても、かえって冷えの原因になってしまうことがある。では、どんな着こなしかたをすれば、真冬でも暖かく過ごすことができるのだろうか。

 

体のどの部分を温めると効果的?

Photo by Seemann at Morguefile.com

たくさん重ね着をして、体の全てを温めると着膨れしやすく、重くて肩凝りもひどくなる恐れが……

でも、温めるポイントさえ抑えればOK。

 

(1)”3つの首”を温める

”3つの首”とは、首と手首、足首のこと。首には頸動脈という太い血管が左右1本ずつ通っている。

この頸動脈から血液が大量に脳へと送り込まれている。太い血管を温めると、血液が脳へと行き渡りやすくなるので、循環が良くなるらしい。

寒いときに首をすくめてしまうのは、人間が反射的に寒さから首を守ろうとしているためだ。手首、足首を温めることで血液の巡りも改善される。

手首は手袋で、足首にはレッグウォーマーやブーツなどが全身を温めてくれるのでオススメだ。

(2)胴体を温める

胴体を温めるということは、臓器を温めるということ。温めることで、生命維持に大切な内臓機能を守ることにつながる。

(3)下半身を温める

立ち仕事やデスクワークなどの最中が効果的だ。下半身で停滞した血液を温めることで、上半身へと送り込むことができる。むくみ対策にもGOOD。

 

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Photo by mensatic at Morguefile.com

 

熱を逃さない着こなし術

大きめでブカブカな服は一見、布がたっぷりと余っていて温かそうに見えるのだが……実はNG。隙間から体の放熱を逃すだけでなく、冷たい風も入りやすくなってしまう。

「では、フィットする小さめの服なら熱を逃さないのでは?」と、思うところ。しかし、体にピタッとフィットし過ぎると、今度は体の血流を悪くしてしまう。

自分の身体にジャストサイズな服が、服の間に程よい空気の層をつくり、通気性も抜群でなおかつ温かい。

寒いときこそ、ジャストサイズを。

 

素材選びのポイント

最近では、機能性に優れた吸湿発熱繊維で出来たインナーが多いので、まず素肌に着るといい。

また、絹素材も温める効果に優れている。マフラーや腹巻きは絹素材のものを選ぶと保温効果がよりUPするだろう。

その他には、カシミア素材のマフラーやセーター、カーディガンなど。手頃なポリエステルやアクリル素材も実は保温効果に優れているので、取り入れてみるといい。

 

外と電車内などでの寒暖差が出るときの汗対策

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Photo by Alexandre Henry Alves at Morguefile.com

外は寒くても、電車内は暖房が効いていて意外と暑い、ということがある。しかも、満員電車ではコートが脱げなくなることも……。自転車通勤では冷たい風が直接当たるため、乗り始めはすごく寒いのだが、運動しているおかげで、途中で真冬でも汗をかくほど暑くなることもある。

冬の汗が真夏の汗よりやっかいなのは、汗冷えが原因で風邪を引きやすくなってしまうことだ。

電車通勤では、電車が駅に入ってきて、停車するタイミングを見計らい、コートを脱ぐのが一番。だけど、そうもいっていられないときもある。そんなときのために、なるべく前開きのポンチョや、マフラーなど、満員電車内でも脱ぎやすいアイテムを取り入れよう。

自転車通勤では、汗対策としてガーゼハンカチ(またはガーゼタオル)を、汗が出やすい背部などの肌と服の間に入れると、ガーゼが汗を吸収してくれる。会社に着いたと同時に、スッと背中から抜くことができるのでとても簡単だ。しかも洗えて繰り返し使えるので便利だ。

最近では、大人の胴体に装着できる汗対策用のガーゼハンカチも販売しているので、活用してみるのもいいかもしれない。

このように、ちょっとした重ね着のポイントを押さえるだけで、厳しい冬の寒さもかなり軽減される。

寒い冬をすこしでも暖かく過ごそう。

 

 

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