『行列』ヒロミが紹介したエピソードに批判「胸クソ悪すぎる」

ヒロミ

(C)まいじつ

5月17日に生放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、ゲストとしてタレントのヒロミが出演。過去に出演した番組のエピソードを語り、ネット上では批判の声が上がっている。

この日の番組では「消したい過去あります&生告白SP」と題し、出演者たちが消したい過去などを生放送で告白していくことに。ヒロミは「僕自身じゃないんですけど、これまでの仕事の中ですっごく印象に残ったのがあるんですよ。これスゴイいい話で」と切り出し、2017年に放送された、アスリートたちの過去を振り返り〝あの時に戻れたら?〟と問う番組『人生が二度あれば 運命の選択』(日本テレビ系)に出演した時のエピソードを披露する。

同番組でヒロミは、高校サッカー県大会決勝で起こった〝水島VS作陽の誤審事件〟の当事者である水島工業の宮本寛氏にインタビュー。宮本氏へ当時の心境などを聞く実際のインタビューVTRも紹介され、この出来事が忘れられないと語ったのだった。

「〝水島VS作陽の誤審事件〟とは、2002年11月の高校サッカー岡山県大会決勝戦で、水島工業と作陽高校が対戦した際に起こった事件です。試合は1対1のまま延長戦に突入しましたが、作陽・青山敏弘氏のシュートが決まり、作陽の勝利が決まりかけていました。しかしボールがゴール奥の支柱に当たって跳ね返ってきたことから、宮本氏はシュートが決まっていないと勘違い。宮本氏はそのままプレーを続行し、審判もノーゴールと判断。そしてPK戦までもつれ込んだ末、水島工業が勝利を収めます。試合終了後から異議を唱える声が殺到しましたが結果は変わらず、さらに水島工業は全国大会への出場を断行したため、事態はより悪化して世間を賑わせることに。しかし、その10年後に作陽と水島のOBで再試合が決定。結果は1対1のドローに終わりました」(スポーツライター)

 

胸クソエピソードと捉える人も…

ヒロミが披露したエピソードに、

《行列の高校サッカーの話くらったな~。自分もサッカーやってたから誤審とかわかる》
《青さんの器もすごいですけどGKもいろんな思いもって全国へ行ったんだなと。 改めてサッカー見たくなりました》

など、胸を打たれた視聴者も多かった様子。しかし一方では異を唱える人も多く、ネット上には、

《わざわざ持ち出して美談っぽく紹介してたけど、審判が悪いだけであって論点がズレてない?》
《審判が悪いのに、美談にしようと掘り起こすヒロミ。胸糞の悪さが収まらない》
《好奇心でわざわざ古傷をえぐってかさぶたはがして『どんな気持ち? どんな気持ち?』ってやりにいったのか……》
《そもそもヒロミってサッカーに触れてたっけ? なんか古傷をえぐっている感じがして嫌だったな》
《高校の時のことを今更また出されて気の毒すぎる》

などの厳しいコメントが相次いでいる。

そもそも自分の消したい過去ではなく、他人の消したい過去を紹介するのはいかがなものだろうか。

 

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