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”カセットテープ型のテーブル”と聞いて、すぐにどんなものかイメージができるだろうか。
まずはこの写真をご覧いただきたい。
なるほどと、思われた人も居るだろう。
アイデアの勝利というか、昭和生まれには一目瞭然の懐かしいフォルムがとても素晴らしく、ボディは木製だから木目の温もりまで楽しめるのだ。
まさか、カセットテープを知らない人は居ないと思うが一応ご説明しよう。彼の手の中にあるのがカセットテープの現物で、これをラジカセという再生装置にガチャリと入れて、再生ボタンを押せば、音楽を楽しむことができる。
■不便だけど懐かしい思い出……
録音も可能なので「むかしはラジオ番組をたくさん録り溜めしていたなぁ……」なんて人も多いかと思う。
通常は片面ずつ30分の再生と録音で、テープが最後まで行き着いたら、取り出して反対で入れ直し、合計で60分使うことができた。
両面で2時間録音できる長時間タイプもあるが、何度か使っていると、テープが伸びてたるんでしまい、ラジカセで上手く巻き戻らなかったり、再生が突然できなくなったり、酷いときはテープ自体が絡まったりしてしまうことが難点だ。
そんなときはどうするのかと言えば、中央のテープリールの穴に鉛筆を突っ込み、テープのたるみを”気長に解消する”という、まさに昭和丸出しのアイテムなのである。
さて、話を元に戻そう。
このテーブルは上記のような様々なパーツを組み合わせ、全体の凹凸や穴の位置はもちろん、磁器テープ色合いや、ラベルの汚れと紙が色褪せた質感までを、忠実に再現しているのだ。
ただし、ラベルの部分はガラス製なので、飲み物をこぼしてもサッとふき取る事ができる。
本体の中身は広々とした空洞だから、物入れとして使ったり……
寝心地は保証しないが、大きいサイズの物はなんとベッドにして使うことも出来るらしい。
更に中央のテープリールの穴の下にはLEDライトが仕込まれ、カクテルなどを置いて、そのまま部屋の照明を落とせばロマンチックな空間が作れる。
いかがだっただろうか?サイト上で販売もしているようなので、興味がある人はぜひ覗いてみて欲しい。
またラベルデザインは注文の際、いろいろと個別にオーダーも出来るそうなので、まさに”世界にただ一つの作品”を手に入れることができる。
■コーヒーがグンと美味くなるテーブル
このテーブルで昔の思い出に浸りつつ、熱々のコーヒーを飲む……うまい……
そして人生がまた一つ“豊かになった気分”になれるだろう。
【参考】
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