5月22日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、ゲストとして大人気ロックバンド[Alexandros]が登場。なぜか〝別バンド〟の一部ファンたちから、[Alexandros]の出演に悲痛な叫び声が上がっている。
この日の番組では「アーティストが今届けたい歌SP 第3弾」をテーマに、さまざまなアーティストたちがリモートやVTRなどで出演。
[Alexandros]はボーカル・川上洋平の「こういう状況下で、気持ちの置き場所を失ってる方が多いと思うので、今も音楽に頼ってほしいなと。音楽に感情をぶつけてほしい」という思いから、楽曲『Adventure』をリモートで披露することに。
またプロジェクターを使用し、ファンが歌っている映像を一緒に映し出すパフォーマンスも行われたのだった。
悲しみの理由はどこに?
素晴らしい演奏を披露した[Alexandros]だったが、パフォーマンスよりも今回出演していた〝ドラムス〟に注目が集まってしまう。実はこの日出演していたドラムスは[Alexandros]の正式メンバーではなく、サポートメンバーのリアド偉武という人物だったのだ。
彼はロックバンド『BIGMAMA』に在籍しており、〝違う道を進む〟という理由で今年の5月10日に脱退。その後すぐに[Alexandros]としてMステに出演したため、「BIGMAMA」のファン界隈では、
《MAMAでは見られないリアドがドロスでは叩くんだよね、分かってるけど複雑》
《Mステでリアドが笑って叩いてて苦しくなった……》
《言ったらダメなんやけど、MAMAじゃなくてドロスの後ろで叩いてるリアド本当に嫌だ》
《BIGMAMAっていう活動の軸があって、その中でドロスのサポートする分には良いんだよ。でもBIGMAMAを辞めたのに、何事もなくドロスでやってるのはちょっとな》
などの〝プチ炎上〟が起こっている。
「[Alexandros]の正式メンバーであるドラムスの庄村聡泰は〝局所性ジストニア〟という神経疾患ため、昨年6月よりライブ活動を休止しています。また2020年5月のベストアルバムのリリースを最後に、[Alexandros]を勇退することも発表されていました。ドラムスが不在の[Alexandros]は、新メンバーが加入するまでリアドが頻繁にドラムスとして登場する可能性がありますね」(音楽誌ライター)
川上は番組内で〝音楽に感情をぶつける〟と話していたが、視聴者の感情はドラムスにぶつけられてしまったようだ。
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