カンニング竹山“文春を自粛警察”扱いで反論続出「それは違うでしょ」

カンニング竹山 

(C)まいじつ

5月24日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で飛び出したカンニング竹山の発言に、視聴者から「身内びいきだ」との意見が寄せられている。

発言が飛び出したのは、俳優の山田孝之と新田真剣佑、モデル・丹羽仁希の3名による沖縄旅行の話題だった。3人は緊急事態宣言下に加え、玉城デニー知事自ら「コロナウイルス感染防止のため、他県からの来県はお控えください」と喚起していたにもかかわらず、沖縄旅行を満喫していたことが『週刊文春デジタル』にて発覚。報道により、SNSでは《大バカ者だわ。沖縄県知事もあれだけ来るな!と言ってたのに》《あれだけ来ないでと呼び掛けられている中で…》などと批判が相次ぎ、新田と丹羽は公式に謝罪を表明するに至った。

3人は一緒に旅行をしたのではなく、それぞれ別々の目的で過ごしているところを目撃されたとのことだったが、コメントを求められた俳優・中尾明慶は「山田さんは沖縄に親族がいるから行ったとの報道だったけど、だったら(新型コロナウイルスを)うつす可能性もあるからなおのこと行くべきではない」「俳優の先輩だけどちょっと残念」と、先輩に対しても苦言を呈した。しかし竹山は「いくつか見方はあると思うんですけど…」と前置きし、「『文春』さんが、ちょっと〝自粛警察〟みたいなことをやり過ぎてるんじゃないの? って見方もありますよね。あえてね」と発言する。

 

論調のユルさを指摘する声が…

しかし、竹山は続けて「デニー知事が来ないでくれって出してたわけじゃないですか。となると、やっぱり行かないっていうのをわれわれは選ばないとダメなんじゃなかろうかってのは正直あります」とコメント。〝正義〟をかざす「文春」に苦言を呈しつつも、最終的には3人に落ち度があるとの認識を示していった。

3人のことも〝ならぬものはならぬ〟と批判した竹山だったが、視聴者の中には、この「文春」への苦言を〝身内びいき〟と感じた者もいたよう。ネット上には、

《皆が我慢して人の命を守ろうとする中、沖縄バカンスを取り上げることは自粛警察と違うでしょ》
《注意する人を何でもかんでも揶揄してたら、悪いことに誰も声を上げなくなる》
《同業の中尾くんは先輩をビシッと断罪してるのに芸人の竹山さんは記事の方を責めててカッコ悪いな》
《山田孝之たちの沖縄旅行についてどうしてこの人たちに対してはみんな口ごもるの? 石田純一のときはこれでもかと批判してたじゃない?》
《何が自粛警察だ。ビシッと言えよ》

など、歯切れが悪いのではないかという指摘が散見されている。

近年は社会派コメンテーターとしても人気の竹山だけに、「らしくない」と映ってしまった?

 

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