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初めての携帯電話を買ってもらったのは何歳のときだっただろうか?
ポケベルから、PHS、そして携帯電話。そこからスマートフォンへ。アラサー世代は、その時代の流れの中心にいた世代だ。
現在、スマートフォンの利用率は70%を超えた。10代に至っては94%と、スマートフォンの使用は当たり前になって来ている。
この20年ほどで大きな変化を遂げた携帯電話。
そこで懐かしの携帯電話のあるあるについてまとめてみた。
◼︎伸びるアンテナ、プリクラ、大量のストラップ……
初期の携帯電話には、必ずと言っていいほど伸縮するアンテナが付いていた。電波が悪いところになると、このアンテナを伸ばして使用した。田舎ではいまほど電波がなく、アンテナを立てながら、ウロウロと部屋の中の電波を探した人も多いだろう。
この当時プリクラが大流行しており、撮ったプリクラを携帯電話の裏に貼ったりストーンやシールを貼ったりした。
そして、大抵の携帯電話にはストラップを通す穴がついており、女子高生を中心に大量にストラップを付けるのが流行した。携帯電話よりストラップの方が重いなんていう強者もいた。
◼︎光るアンテナ、パカパカ、電池パックにプリクラ。
伸縮するアンテナは、この先の部分が光るものや付け替えできるものがあった。相手によってカラーを変えることが出来たので、着信やメールの内容を見ずに誰から来たのか確認することが出来た。
初期の携帯電話は、今では考えられないほど画面は小さく、画面は白黒だった。メールを送るときは、紙飛行機マークがクルクルと回りながら送信中を知らせてくれた。いまではメールを送るのは一瞬だが、このころは数秒は要していたと思う。
何年か経つと携帯電話の画面はカラーになった。画面も大きくなり折りたたみ携帯がでた。「パカパカ」などとも言われ、ボタン部分のみフタが付いているものは「半パカ」と言われた。
この当時の携帯電話には裏面に電池パックが付いており、自分で簡単に外すことが出来た。この中に、プリクラを貼る人が多かった。
◼︎携帯電話を折る。着メロは自作!
二つ折りの携帯電話は、当たり前だか反対方向に折ると簡単に折れた。折れると完全に壊れてしまう。現在のように指紋認証や、暗証番号のロック機能は付いておらず、携帯電話で浮気がバレたなんて話も多かった。そのたびに携帯を折られる人がいた。
平成生まれは、着メロを知らない人もいるのではないだろうか?この当時は、着信音は人によって変えるのが当然だった。しかも、自分でMIDIコードを入力して着メロを自作するのだ。コード表が載った着メロ本などを購入し、1音づつちまちま打ち込んだアラサー世代は多かっただろう。
アラサー世代は懐かしいと感じただろうか。改めて振り返ると、時代の流れの早さに驚く。古い携帯電話がまだ押入れの片隅に眠っている人は久しぶり充電を入れてみると、当時の懐かしい思い出が蘇るかもしれない。
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