『テラハ』元住人が“出演依頼メール”晒して物議「マズいでしょ」

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打ち切りが決定した恋愛リアリティショー『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)。元住人で芸術家・中津川翔太氏のツイートが物議を醸している。

5月23日に、出演者の女子プロレスラー・木村花さんが急逝。原因は明らかにされていないものの、SNSの誹謗中傷に悩んでいたことは確かだということで、そこかしこで匿名の誹謗中傷についてあらためて議論されている。

その一方で、視聴者を焚きつけるような台本の有無や、一部だけを切り取って映し出す編集に疑問の声が続出しているのが現状だ。

そんな中、同番組の初期メンバーである中津川氏が26日、自身のツイッターを更新(現在は削除済み)。《こうやって、常識のないメールが来ます》というコメントとともに、『テレビ朝日』のスタッフだと名乗る人物から届いたメールをさらした。

その内容とは、「木村花さんの死を受けて、今晩9時からのインターネット番組『Abema Prime』に出演し、リアリティショーの在り方について意見してくれないか」という旨の番組の出演依頼。これに対し、中津川氏は《もともと思っていましたが、番組制作者は手段を選びません。話題になるなら、過剰に演出し人を傷つける 僕は絵描きです。ただ絵を描いて生きていたい》と嫌悪感をあらわにし、出演を断ったようだ。

 

テレ朝からのメールをさらしたことで賛否!

このメールに対して、ネット上では、

《人の命よりも、「視聴率=金」を追求するテレビ局が「報道の自由」とかチャンチャラおかしい》
《ほんと非常識過ぎる。今は遺族や近しい人たちの気持ちを木村花さんに向けないといけないはずやのに》

などと、中津川氏に共感するリプライが寄せられている。しかし、その一方で、

《メディアが真摯にリアリティショーと向き合う真っ当な内容のメールだと思うけど》
《言いたいことも分かるけど、わざわざスクショしてさらすようなことなのコレ?》
《もし彼女の死を無駄にしないためにも、リアリティー番組の在り方を考えるという趣旨で番組を作るのであれば死を利用することとは違うと思います》
《絵を描いて生きていきたい(テラハには出る)》
《メールの差出人の名前まで勝手にさらすのは個人情報的にまずくないですか?》
《普通の出演依頼メールや》

などと批判の声も。

まだまだ余波が広がりそうな〝テラハの悲劇〟。とにもかくにも誹謗中傷なく、まっとうな議論を交わしていきたいものだ。

 

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