“ジブリ名作”再上映ラインアップに疑問の声…「何であの作品なの?」

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『スタジオジブリ』が手掛けた長編作品が、6月26日から全国372の劇場で再上映されることが分かり、話題になっている。

今回公開されるのは、『風の谷のナウシカ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ゲド戦記』の4タイトルだ。

「ジブリ作品は毎年6~10作品がテレビ放送されているので、一度も見たことのない人は年齢を問わず少ないでしょう。それでいて、何度同じ作品を見ても飽きないのも魅力ですね。例えば『千と千尋の神隠し』は昨夏の放送で9回目にもかかわらず、18%近くの視聴率を記録しました」(テレビ雑誌ライター)

ましてや、『ナウシカ』に至っては公開が1984年。そのため映画館では見たことのない人も多いようだ。

「テレビ放送では何度となく見ていても、大スクリーンで見たことがない、見てみたいという人は若年層を中心に多いはず。ヘタな新作映画よりヒットする可能性もありますよ」(映画関係者)

 

「また上映しようという勇気は買う」

しかし、ラインアップの中で唯一、「なぜこれを入れた?」と疑問視されている作品があるという。

「『ゲド戦記』は映画化の話が上がった当時、宮崎駿監督が『ハウルの動く城』を手掛けていたことなどから、息子の宮崎吾朗氏が監督を務めることになった作品。ところが、劇場公開当時は評論家、原作者、ジブリファンに至るまで、業界内外を問わず酷評の嵐が巻き起こりました。テーマのブレや登場人物の描写不足、演出の難などが指摘された〝いわくつきの一作〟なのです」(同・関係者)

一部ジブリファンの間では〝黒歴史〟といわれているようで、ネット上でも歓迎する声は極めて少ない。

《売れないものを抱き合わせする商法か!》
《何で名作ぞろいの中にゲド戦記をブチ込むかなぁ》
《ゲド戦記の場違い感やべえな》
《俺が人生で初めて映画館で寝た映画がなぜ…》
《ハウルとかラピュタとかじゃダメだったんか…》
《ゲド戦記をまた上映しようという勇気は買う》

など、散々な言われようだ。

「コロナ禍で我慢していた子どもを連れて見に行くという家庭も多いと思うのですが、子ども受けの良い『となりのトトロ』を入れても良かったのではないでしょうかね…」(映画記者)

果たして、ジブリ再上映は新型コロナウイルスの影響で客足の減った映画館を救う一手になるのだろうか。

 

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