『鬼滅の刃』突然の“商標出願”に批判「非常識!」「お前らが後だ」

(C)Dean Drobot / Shutterstock 

大人気作品『鬼滅の刃』にて、登場人物たちが身に着けている〝和柄〟を、出版元の『集英社』が6月24日付でデザインの商標を出願したことが分かった。伝統的で普遍的な柄だけに、ネット上では今回の出願に対し物議を唱える声が多く上がっている。

今回、出願されたデザインは、主人公の竈門炭治郎や妹の竈門禰豆子が身に着けている衣服の柄で、合計6種類。黒と緑の市松模様や、ピンク地の麻の葉模様など、日本人なら一度は目にしたことがあるような親しみ深い柄も含まれている。

「出願されたことが7日に公表されると、デザイナーと思しきネットユーザーをはじめ、多くの人が反応。柄を独占しようとしている集英社に対し、〝非常識だ〟と批判する声が投げつけられました」(ネットメディア編集者)

実際に、ネット上では、

《麻の葉や市松模様は、このマンガが作成したものではない伝統模様。商標が通らないことを祈ります》
《集英社しっかりして。まさか受理されるとは思わないけど、そもそもこういうのは出さないでほしいわ。どっちが先? お前たちは市松模様にキャラクターをイメージ付けただけ。お前たちが使い始めたのが先じゃない》
《ていうかこの市松模様だけ見て「たんじろうだ!」って即判断する奴はぶっちゃけ頭いかれてると思うよ》
《かなり非常識な感じがする》
《京都の唐紙屋とか着物屋とか手拭い屋とかいろんな老舗の怒りを買いそう》

などの意見が上がっている。その一方で、今回の出願に対して理解を示す声も…。

 

集英社の出願は海賊版をけん制するため?

「現在、ちまたにはこれらの柄を使用した非公式のグッズが大量にあふれています。UFOキャッチャーの景品では、『鬼刃魂』『鬼退治』など作品名をぼかし、あたかも公式グッズとして扱われている始末。集英社的には出願によって、これら海賊版をけん制する目的があるのかもしれません。もし商標登録が失敗に終わろうとも、ある意味で〝誰も登録できない〟という実績を作ることができ、無駄にはなりませんからね」(エンタメ誌記者)

先ごろ、新型コロナウイルスのまん延以降、各所でモチーフとして活用されている疫病退散祈願の妖怪「アマビエ」を、広告大手『電通』が商標出願したものの、対象となる商品の幅広さから批判が殺到。結果、出願を取り下げるといった一幕も起きたばかり。

果たして、今後どんな判断が下されるか。また、認められた場合、認められなかった場合、それぞれの対処法とは…。多くの人の頭を悩ませているようだ。

 

【画像】

Dean Drobot / Shutterstock

【あわせて読みたい】