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Twitterで《息子の描いた漫画、バザーで70部完売!》というツイートが今月話題になった。このツイートに5,000件近くのリツイートがあり、ネットニュースなどにも取り上げられた。
息子の描いた漫画、バザーで70部完売! pic.twitter.com/rojwL5YreA
— bubuzera (@bubuzera888) November 6, 2016
bubuzeraさんの小学校6年生の息子の大河くんが描いたというこの漫画。地元のバザーで販売したところ70部すべて完売したそうだ。
今回販売したのは、大河くんのオリジナルストーリー漫画を70部。一冊50円という破格での販売だった。途中サインを求めれる場面もあったという。
漫画の収益は、手伝ってくれた友人や姉への給料と、自分のお小遣いになったそうだ。
息子のマンガについて、色々質問があったようなので…
1.売り上げは?→息子の小遣いになりました。売り子手伝ってくれた子に半分、作成手伝ってくれた姉に1割。来年は紙代は自腹切らせようと思っています。— bubuzera (@bubuzera888) November 9, 2016
Twitter上では《素晴らしい》、《才能に嫉妬してしまう》、《ぜひ再販して欲しい》などの声が多くみられた。
小さいころから絵を描くのが好きだという大河くん。物心ついた時から絵ばかり描いていたそうだ。

bubuzera(@bubuzera888) – Twitter
漫画のほかにもキャラクター図鑑や、物語なども書いているそうで才能に驚く。こちらの漫画は、bubuzeraさんから提供いただいた大河くんの漫画。
その時々に影響を受けたものから発想し漫画を描いているそうだ。キャラクターなどもしっかり作り込まれており内容が気になる。

bubuzera(@bubuzera888) – Twitter
思いもよらない反響に驚いているようだが、親子共々良い経験ができたという。しかし、小学生の漫画になぜここまで注目が集まったのか。
大河くんの才能はもちろんだが、デジタルのこの時代にあえて手書きの漫画を印刷し、手売りで売る。そして、それを応援する周りの環境や協力が暖かく、懐かしさを感じるからではないだろうか。
「ぜひとも販売したい」という誘いもあったようだが、bubuzeraさんは「手渡しで売る範囲内でリアルに買ってもらう喜びを味わって欲しいと思っている。」と答えた。母親のこういう思いにも胸が暖かくなった。子供の夢や思いを見守る事が才能を伸ばすことに繋がるのかもしれない。また機会があればバザーなどでの販売を考えているそうで、次回作も楽しみだ。
将来の夢は保育士という大河くん。漫画家ではないが、子供達の夢を応援する素敵な保育士を目指して欲しい。
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