『はじめてのおつかい』“性差別”連発で批判「胸クソ悪かった」

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小さな子どもが奮闘する姿が感動を誘い、30年近くの長きにわたって愛されている人気番組『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)。しかし、時代の波にそぐわなくなっているのか、番組に散見される〝古い価値観〟への批判が相次いでいるようだ。

7月20日、同番組の最新作『はじめてのおつかい!夏のしょげないでよBabyスペシャル』が放送された。今回も男児・女児の両方が登場し、1人きりから集団行動まで、さまざまな形での〝おつかい〟が放送されることに。また、家庭によって助言も千差万別であり、「男の子なんだから泣かないの!」などと子どもの背中を押す親も見られていた。

編集もこうした視点に寄っており、男児が弱々しい面を見せた際には、強い心で臨むことを促すナレーションが頻繁に流れていく。そして、男児1人、女児3人の四つ子が登場したおつかいでは、この傾向が顕著に見られることとなった。

 

「男だから」は時代に合わない?

四つ子唯一の男児とあってか、彼にリードを求めていく母とナレーション。男児は長兄ではなく第2子であるのだが、期待の裏には「男だから」という価値観が見え隠れする。実際、男児が手をつなぎ歩いていた末っ子が泣き出すと、ナレーターは「ほら男だろー? 前へ引っ張れ!」と発言。性別を理由に、過度な働きを求めていると言われても仕方のない物言いだった。

こうした展開が目立つ番組に、視聴者からは、

《はじめてのおつかい見てたらナレーションで「男だろ!頑張れ!」ときて何か萎えてしまった…》
《はじめてのおつかい好きなんだけど、もうそんな時代じゃないので「男の子だからこう」とかそういうナレーション入れるのやめないか》
《いまだに親御さんが「男の子なんだから」「男の子でしょ」と言ってハッパをかける場面がしばしばあって、あれだけはどうしても受け入れられない》
《あんな番組完全に親のエゴ番組やないか!! 特にお父さんが男の子に男は泣くなとか言ったとき、胸クソ悪かったわ!!》
《「男の子なんだから」とか「男のぼくがやる」とかいちいちうるさくて嫌だわ》
《みんながみんな男が泣くなって教育してるけど 泣いても良くないかい? 泣かない男が偉いんか》

など、否定的な意見が噴出していた。

公正・公平さを求める「ポリティカル・コレクトネス」の波は、男性差別への反対論にも火をつけているようだ。

 

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