門脇麦“完脱ぎ”映画『愛の渦』~淫乱女子大生役フルオープン鮮烈デビュー作!

愛の渦 

作品目『愛の渦』

クロックワークス 2013年 DVD発売中
監督/三浦大輔
出演/池松壮亮、門脇麦、滝藤賢一、中村映里子、新井浩文ほか

個性派人気女優の門脇麦は、ホームグラウンドの映画がコロナ禍の影響か、出演作がこのところ〝お留守〟気味。現在はもっぱらテレビで、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の駒役の他、千葉雄大との共演で宇宙飛行士プロジェクトをテーマにしたラブ・ストーリー『40万キロかなたの恋』(テレビ東京系、全4話)が放映中だ。彼女は2014年にもNHK大河ドラマ『八重の桜』に出演していたが、そのさなかに公開された過激で鮮烈な映画主演デビュー作がコレ。何しろ乱交パーティーに参加するハダカ&セックス上等のメガネ美人女子大生という役柄なのだから〝NHK女優〟らしからぬ? だろう。

メガネをかけた地味目な女子大生〝女1〟(門脇麦)が、乱交パーティーを開催するマンションの一室にためらいながら現れる。彼女やニートの若者〝男1〟(池松壮亮)など男女8人は匿名で呼ばれ、それぞれの相手が決まり、セックスをし始める。すると一見、真面目そうな〝女1〟の素顔は奔放そのもの。そんな淫乱な本性を見せ始め、ニートの若者に特別な感情を抱くようになるが…。

淫語連発!淫獣のごとしの門脇麦

決してキワモノではなく、原作は第50回岸田國士戯曲賞を受賞した伝説の舞台で、演出も舞台と同じ三浦大輔。〝人間ってスケベだけど憎めない〟というわけだ。門脇と池松がメゾネットの下階ベッドルームへ入り、バスタオル一丁の2人が、まるで初夜シーンのように正座して向かい合い深々とあいさつするあたりは苦笑を誘う。門脇がタオルを外すと見事な美乳が顔を出す。程よいサイズの乳房に乳輪小さめ、乳首は硬め。肌も、その名の通り〝麦色〟ではないか。たまらず池松が押し倒し、指と舌とで執拗なおっぱい愛撫! こうなると彼女の本性にロックオン。攻守ところを替えて、今度は騎乗位でガンガン腰を動かし絶頂寸前、肌を紅潮させ「チン○、チン○!」と淫語を連発するサマは淫獣のごとし!

後半には〝チン入〟したカップル相手にスワッピング。門脇はヒゲのカレシと〝大熱戦〟。出演者たちの劇中での着衣時間は123分中18分半! と、うたわれるだけあって、みんなほとんどすっぽんぽん。これだけハダカに徹した作品は日本映画史上でも希有だろう。

パーティー参加者は他に新井浩文、滝藤憲一、女優陣の中村映里子、三津谷葉子も門脇に負けじと脱ぎまくり。勝ち気な保育士・中村は真面目そうなサラリーマン・滝藤とカラミまくり、一方、今時OL・三津谷はアソコが大きい茶髪フリーター・新井相手にヤリまくる。

門脇麦の名を一躍有名にし、今や〝伝説の映画〟である。

(映画評論家・秋本鉄次)

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