年末の『第67回紅白歌合戦』(NHK)に歌手の宇多田ヒカル(33)が初出場することが発表された。しかし、その出演方法を巡って、一部ファンから不安の声が挙がっている。
宇多田は再婚と出産を経て、今年6年ぶりに歌手活動を再開させた。朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)の主題歌『花束を君に』をリリースし、大ヒットを記録。その後は、同局の音楽番組にも出演し、長年のブランクをものともせずに実力を見せた。
「とと姉ちゃんは平均視聴率22.8%と高い視聴率を記録しました。主題歌の影響も大きく、朝に宇多田の曲を聞くと、心が和むと好評でした。宇多田の紅白歌合戦への出場は、すでにNHKの局内では決定事項となっています。これは覆らないでしょう」(音楽ライター)
9月には同曲を収録したアルバム『Fantôme(ファントーム)』を発売。複数枚購入で付く購入者特典や、握手会などといった“特典商法”が主流の現在のCD販売において、アルバムの内容だけで勝負するその潔い姿勢が称賛された。
その宇多田だが、紅白歌合戦には出場するが、NHKホールの舞台に立つことは難しいのだという。
「彼女はイギリスのロンドンに在住しているため、ロンドンから中継での出演になると思われます。時差などもあるため、彼女の意向を踏まえた形で、あらかじめ楽曲を収録して、放送する可能性が高いです」(NHK関係者)
また、あくまで噂の域を出ないが、この中継にはもう一つ仕掛けがあるという。
「歌唱部分以外のコメントも事前に用意されていて、司会者がうまい具合に衛星中継の時間差の間を埋めて、生中継のようなやり取りに仕立て上げるというプランもあるようです。宇多田の出演するところだけは、すべて事前に収録していることも考えられます。しかし、ファンは生放送で歌う宇多田が見たいはずです。できれば、NHKホールにやってきて、圧倒的な歌唱力を見せつけてほしいものです」(同・関係者)
果たして、宇多田は生出演を了承するだろうか。
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