『Mステ』に視聴者幻滅…「海外アーティストに対して失礼過ぎる!」

タモリ 

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

昨年の〝枠移動〟以降、視聴率下落が報じられている『MUSIC STATION』(テレビ朝日系)。番組はさまざまなテコ入れを図っているが、それもあまり評判はよろしくないようだ。

「昨年秋、『Mステ』は長年放送されていた〝金曜8時〟から1時間ずれ、夜9時の放送に引っ越すという大改編を行いました。しかし、あまりに長い間、金曜8時に君臨してきたため、視聴者の視聴習慣が狂ってしまうという事態を誘発。裏番組『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)のラインナップによっては大爆死を遂げることも多く、今のところ〝失敗〟としか言いようがない事態になっています」(エンタメ誌ライター)

そんな惨状へのテコ入れか、番組はこれまでになかったコーナーを開始している。番組やアーティストが独自に作った〝プレイリスト〟を公開する他、音楽コミュニティーサービス『TikTok』で流行している動画を紹介。ゲストのパフォーマンスよりも、VTRで視聴者の興味をつなぎ止めているといった状況だ。

8月21日の2時間SPでも、番組は過去のオンエアから「神パフォーマンス」をまとめたVTRを放送。一般人へのインタビュー映像も多く流しており、その量はトークやパフォーマンスを大きくしのいでいる。

視聴者はパフォーマンスが見たい?

しかし、この日は2時間SPという特別編成だった上、韓国からのアーティストも2組出演。過去VTRやインタビューがメインという内輪ネタのような構成に、視聴者からは、

《スペシャルって。 より多くアーティストが出るんじゃなくて、企画とか過去映像が多いのか…》
《外国人からしたら日本の懐かしい曲なんちゃらとか知らねーよって感じだもんね》
《Mステ見てる外国人 日本に失望しないでね》
《海外アーティストに対して失礼過ぎる!》
《日本人でもこのMステのコーナー見てるのキツイのに外国人ほんとワケ分からなくてしんどいだろうな…》
《何回も見た過去映像と一般人インタビューだらけなのに推しの子が出てるとずっとワイプにいるので本当に文字通り人質》

などと、疑問の声が相次いでしまった。

「2009年夏、『Mステ』の視聴率は当時の歴代最低記録を更新。音楽不況の開始と重なるように、番組の視聴率も地を這うような状況が続いていました。そんな状況を救ったのが、街行く若者に生まれたころのヒット曲を見せ、フラットな感想を求める懐メロのVTR企画。これにより視聴率が徐々に回復していった過去があるので、今回も番組はVTRに活路を見いだしているのでしょう。しかし、ストックが限られている中で目新しい映像もない現在は、その手すら起爆剤になっていない。何か新しい策を考えなければ、今度こそ番組終了もあり得るのでは」(前出のエンタメ誌ライター)

来年には35周年を迎える同番組。このままでは、キリがいいことを理由に〝終着駅〟に着いてしまうかもしれない。

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