京野ことみ“完脱ぎ”映画『TAKESHIS’』~北野マジック!? 濃いめ乳輪に総勃ち必至!

TAKESHIS’ 

作品目『TAKESHIS’』

松竹 2005年 DVD発売中
監督/北野武
出演/ビートたけし、京野ことみ、寺島進ほか

コロナ禍の中ですっかりリモート出演が多くなり、プライベートでも〝離婚〟やら〝お家騒動〟やらで影が薄くなったように映るビートたけしだが、『監督・北野武』としても開店休業状態なのが何とも寂しい。不出来な作品もあるが、毎回話題を提供し続けてくれたことは事実だ。中でも、この『TAKESHIS’』は〝清純派女優〟京野ことみを突発的に脱がした功績(?)を称えたい異色作。何しろ、北野武映画は、男にはやたらこだわるが、「女優の扱いはウマくない」が定説。私生活ではあれだけ〝おねえちゃん好き〟を公言しているくせに、〝江戸っ子〟の照れかね?

芸能界の大スター、ビートたけし(本人)と、売れない役者で今はしがないコンビニ店員の北野武(本人2役)。本来、出会うことすらなかったはずの〝2人のタケシ〟が偶然出会い、武はビートたけし演じる映画の世界へと迷い込んでいく。大スター、たけしの傍らで静かに寄り添う女・理恵(京野ことみ)がおり、武の住むアパートの廊下ではチンピラ(寺島進)との漫才さながらの会話に笑い転げているもう1人の理恵(京野2役)もいた…。

自ら腰を振って官能をむさぼる京野ことみ

結局、たけしの脳みそをカチ割ってみたらこんなの出ましたけど、という感じの自由奔放な極私的フィルム。北野武研究者にはたまらない教材だろうが、そうでない人には単なる自慰行為的シネマにしか映らないだろう。北野映画常連組が大半のキャストの中で、京野ことみはオーディションでたけしが選んだそうだ。現在は四十路の彼女、当時は20代半ばで、人気ドラマ『ショムニ』などで知られる〝清純派〟。それが、どういう風の吹き回しか、ハプニング的なオールヌードと濡れ場を演じるのだから、ボクは試写を見ながら、目をパチクリした覚えがある。

主人公の妄想なのか、夢うつつの中、SEXシーンにスレンダー全裸美女が登場する。男にのしかかり、自ら腰を振って官能をむさぼり、横向きで騎乗位上等の大胆さ。この全裸美女は誰? まさか…京野か、とまだまだ半信半疑。やがて乳房が完全に露出し、あおむけに倒れ込むとその顔は間違いなく京野ことみ! 初めて目撃されるツンとエレクト気味の乳首、やや濃いめで輪郭が狭い乳輪がエロい。

京野ファンならずとも総勃立ち必至の〝熱艶〟でも、結果的にあまり注目されず〝脱ぎ損〟とも陰で言われたほど。そんなことはないゾ、とボクは今でも思うが…ぜひご覧になって検証してほしい。

(映画評論家・秋本鉄次)

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