『キン肉マン』原作者ファン切り捨て!? “ネタバレと感想”の境界線問題

Yevhen Marienko / Shutterstock

1979年から1987年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載され、2011年からは『週プレNEWS』で続編が連載されている漫画『キン肉マン』。多くのファンから愛される作品だが、原作者・嶋田隆司氏がSNS上で炎上しており、一部のファンからは嘆きの声が上がっている。

コトの発端になったのは、9月1日に嶋田氏が自身のツイッターで、《今日は具現を呈します。WEB『キン肉マン』の勝手なスクショのことです。特に今回のラストはスクショだらけ。私は悲しくなりました。これ以上続けるなら集英社さんと共にそれなりの罰則をかんがえます。週プレでの紙の本をたのしみにしているんです。どうかスクショはやめてください》(原文ママ)とツイートしたこと。この発言自体は、おおむね支持されていたようだが、問題になっているのは、その後の行動だ。

嶋田氏は、漫画の一部を撮影した〝スクショ〟だけでなく、ネタバレに関する感想も「少なくとも3日」は控えるようにと発言。9月10日には『週プレNEWS』のサイト上に『ゆでたまご』名義で、あらためて注意喚起。そこでは編集部からの通達として、「悪質な著作権侵害やネタバレには法的手段を講じる」という旨の文章も掲載されていた。

これまでの『キン肉マン』読者が一連の流れに激怒!

「『キン肉マン』は、9年ほどウェブ媒体のみで連載されていた期間があり、現在のブームは、ウェブ読者の〝ネタバレを含む応援〟によるところが大きい。しかし一連の流れにおいて、嶋田氏は一貫して紙媒体の読者を優先するような発言を繰り返し、ウェブ読者は『切り捨てられた』と感じているようです」(エンタメ誌ライター)

騒動における嶋田氏の発言に対し、SNS上には、

《ウェブで盛り上がってるファンを切り捨てて、法的手段をちらつかせるなんてヒドイ》
《あまりにも横暴過ぎる。読んでくれる人がいて初めて成り立つのに。ウェブ読者は読者じゃないってこと?》
《どこからがネタバレかなんて主観だし、ファンは善意でやってるだけなのに…》
《今は日付変わった瞬間に漫画が見られる時代なんだよ? すぐ作品の感想を言いたいじゃん。分かってないなぁ》
《キン肉マン全盛期にツイッターがなくてよかった。こんな人間が描いている作品なんて見たくない》

などと批判する声が続出。また、嶋田氏の発言により、感想ツイートを自粛するファンも多くいるようだ。

現在は削除されているが、嶋田氏がフェイスブックにて、《いいなぁFacebookは平和的で Twitterは便所の落書きだよ》とファンをあおるような発言をしたことも波紋を呼んでいる。

嶋田氏はツイッターで、『キン肉マン』関連のワードがトレンドに入ると、自身のツイッターで大喜びしていたことも多々ある。あくまで嶋田氏のスタンスは、「ネタバレのない感想ならOK」というもの。湾曲して受け取る人も多いようだが、ファン離れは加速してしまうのだろうか…。

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