韓国政府が国のシンボルとする人気ロボットアニメ『テコンV』にパクリ疑惑

taekwonV 韓国が“誇る”スーパーロボットアニメ『テコンV』のテーマパークが10月15日、ソウルにオープンした。

テコンVとは、韓国で1976年に制作されたTVアニメ『テコンV』に登場する主役ロボット。韓国初のロボットアニメで、放映当時、絶大な人気を誇った。

テコンドーの世界チャンピオン、キム・フンが主人公で、全長56m、重量1400tの巨大ロボット、テコンVに乗り込み、操縦し、悪を倒すという内容。

40年近くが経過した現在でも、韓国のアニメファンの中では評価が高い。そして韓国政府は2005年に制作した竹島(韓国名・独島)の領有権を主張するCMで、テコンVを登場させ“独島(日本名・竹島)の守護人”とした。このCMは映画館などで流されている。テコンVは韓国人のナショナリズムの象徴なのだ。

そのテコンVのテーマパーク型博物館「Vセンター」が15日にソウル市内にオープンした。総面積約3000平方mに約3000点のロボットやフィギュアが展示されている。15mのテコンVのオブジェもある。テーマパーク開園のニュースはニュース専門チャンネル『YTN』や大手紙『朝鮮日報』韓国主要メディアが報じた。初日から大入りのようだ。

しかし日本人がテコンVを見て、思い浮かぶのは「これって、マジンガーZにそっくりじゃないのか…」ということだろう。