『やべっちF.C.』最終回で思わぬハプニング!?「違和感しかない…」

矢部浩之 

(C)まいじつ 

18年以上にわたって日本サッカー界を盛り上げてきた長寿番組『やべっちF.C.』(テレビ朝日系)が、9月27日をもって終了。最終回の放送には大きな注目が集まったが、番組の終了間際に意外なハプニングが起こってしまったようだ。

『やべっちF.C.』は、日韓W杯が開催された2002年に始まった番組。『ナインティナイン』矢部浩之がメインMCを務め、国内外の日本人サッカー選手の活躍を取り上げていくのが主な内容だった。

最終回では、18年半のあいだに放送された、さまざまな名場面を振り返るコーナーも。女性アナウンサー陣が涙を見せるなか、VTRを見届けた矢部は「あかん、やめたくない」と胸の内を明かす。

さらに番組終盤では、出演者たちが最後のコメントを残していく流れに。大トリを務めた矢部は「やべっちF.C.として誇り、魂みたいなものは、みなさんの記憶の中に置いてきました」と、感慨深そうに語る。そして「これからもサッカーに携わっていきたいと思っております。最後はこれで終わりたいと思います。またどこかで」と別れを告げたのだが、その言葉を言いきった瞬間に番組が終わり、CMへと切り替わることになった。

日本サッカー界の未来はどうなる

スタッフからの拍手すらない〝ブツ切り〟のような終わり方に、多くの視聴者が違和感を抱いた様子。ネット上では、

《やべっちFCの終わり方ひどすぎるだろ》
《ありがとうございましたってテロップくらい欲しかった。余韻もなんもない》
《これだけの長寿番組、最後はスタッフみんなで拍手して終わるのが普通だろ》
《めちゃくちゃあっさり終わったなあ。違和感しかない》
《18年半も日本サッカー界に貢献してきた番組の終わり方がこれでいいのか?》
《時間調整ミスった? そもそもいつもと同じ尺なのがおかしいけど》
《最後までこんな扱いかよ。テレ朝さあ…》

などと不満の声が続出している。

「番組の終了にあたって、サッカーファンからもテレビ朝日へ批判が相次いでいます。『やべっちF.C.』は元々、日本代表戦の熱狂をリアルタイムに伝えることで人気を獲得してきました。そのためテレビ朝日がサッカー日本代表戦の〝放映権〟を手放した影響で、打ち切りを余儀なくされてしまったようです。今後のサッカー番組は、加藤浩次がMCを務める『スーパーサッカー』(TBS系)の一強となりますが、放送地域が限られているため、話題性はあまり期待できないでしょうね」(テレビ雑誌関係者)

日本代表戦の放映権料が高騰したことによって、地上波での中継を危ぶむ声も上がっている。『やべっちF.C.』が終了した今、日本サッカー界が活気を取り戻す術はあるのだろうか…。

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