役所広司“コロナ禍の映画界”を語る!「乗り越えたとき素晴らしい映画ができる」

役所広司 

(C)まいじつ 

9月29日に開催された『東京国際映画祭 ラインナップ 記者会見』に、俳優の役所広司、映画監督の是枝裕和と深田晃司らが登場。今後の映画界について語った。

コロナ禍での映画祭の開催について役所は、「(例年と)形は変わっていますが、様々な方に〝勇気〟や〝力〟を与えるための映画祭ですから、なんとか盛り上げてやっていきたいです」とコメント。

続いて「コロナ禍において、仕事をする上での心構えや感じ方などの変化はあったか?」と聞かれると、「実際に、今年撮影しようとしていた作品が、ほとんど中断してしまったり、公開が来年に延期になってしまったりと、(関係者は)その決断をするのも相当大変だったと思うのですが、正しかった、と思っています」「僕は、色んな事が起きて(世間が)激変してしまい、それを乗り越えたときに素晴らしい映画が出来上がると思っています」とアツく語った。

「いつもなら美しい女優さんがミューズなのに…」

また、アンバサダーに選出されたことに対しては、「(映画の現場は)自分の職場ですし、一緒に(映画を)作ってきた仲間がスタッフ・キャスト含めたくさんいます。そんな中で、我々〝俳優〟が何をやれるのか、いろいろと考えましたね。映画祭のフェスティバル・アンバサダーのお話をいただいた時は、いつもなら、若くて美しい女優さんがミューズを務めるのに、今年はなんで私なんだろう?と、少し躊躇しました(笑)」「ですが、映画人として『いま何か発信しなければ』と感じましたし、少しでもこの映画界の活性化のため役に立てることがあれば、と思って引き受けさせて頂きました」と意気込みをみせる。

最後に、‶今後の国際映画祭の発展〟について聞かれると、「世界中の映画祭は苦労していると思いますが、このコロナパニックの状況に合わせて、映画祭はやり続けていかなければならないと思います。一番大事なことは〝やり続ける〟という事。いかなる形になろうとも、それが映画祭自体の役わりだとも思います」と語った。

コロナ禍でダメージを受けている映画界だが、トップを走る役所が、今後を引っ張っていくことに期待したい。

【あわせて読みたい】