鉄道ファンが感涙する伝説の「山手線ビデオ」とは?

ニングル / PIXTA(ピクスタ)

ニングル / PIXTA(ピクスタ)

JR山手線をテーマにしたDVDがちょっとしたブームになっている。今年後半だけでも、9月に『「前面展望」JR山手線 外回り・内回り』(2枚組=マルティ・アンド・カンパニー)、10月は『「ワイド展望」山手線 E231系500番台 外回り/内回り/夜の展望(品川~新宿)』(ビコム)、12月2日には『夜の山手線 外回り』(同)が発売された。

これらは“展望ビデオ”という運転席からのノーカット映像を収録したものだ。この他にも、5月と10月にはバラエティー番組『空から日本を見てみよう』(テレビ東京系)をまとめた『No.10山手線南側編(渋谷―東京)』、『No.18北側編(渋谷―東京)』(共にデアゴスティーニ・ジャパン)、さらに10月はムック本『山手線みんなの鉄道DVDBOOKシリーズ』(メディアックス)も発売されている。

「“展望ビデオ”はVHS時代から人気のコンテンツです。山手線は1周が60分。東京観光も楽しめるので、鉄道ファン以外にも売れています」(鉄道ライター)

そうしたなかで、鉄道ファンの間で“伝説の山手線ビデオ”と呼ばれる作品があるという。2012年にDVD化された『運転室展望ビデオJR貨物山手貨物線』(文化放送開発センター)というもので、1989年の年末ごろに山手線と並走する貨物線(現在の湘南新宿ライン・埼京線)から撮影されたものだ。

「埼京線の渋谷開業は1996年、湘南新宿ラインは2001年から営業しているので、山手貨物線の作品内にはまだまだ国鉄の面影や昭和の情緒が残っています。車両も国電カラーのオンパレードで、鉄道ファンにとっては感動ものなのです」(同・ライター)

その様子を実際に見て確かめてみよう。

列車は京浜東北線の上中里駅北側にある田端操車場を出発し、駒込の手前で山手線に合流。田端―新宿間には山手線に3つ、貨物線に5つの踏切があった。それらは画像からも確認できるが、現在残っているのは山手線の『第二中里踏切』だけとなっている。

新宿―大崎間では、埼京線ホームのない渋谷駅、恵比寿駅、大崎駅を通過するところが確認でき、新宿でも現在デパートなどになっている南口の再開発前の様子が映っている。

そして圧巻なのは渋谷―五反田間だ。渋谷では東急東横線のカマボコ型の駅舎と、ステンレス車両、恵比寿ではビアトレインとビール工場、目黒では地上時代の東急目蒲線(現目黒線)が映り込む。

大崎からは横須賀線に入り、東海道新幹線の顔だった0系新幹線とすれ違い、東海道線の鶴見へ向かう。途中の武蔵小杉周辺も今とは雲泥の街並みなので、こちらも要チェックだろう。

山手線の魅力は今も昔も変わらないのだ。

(ライター・野川果音)

 

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