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9月30日に放送された『テレ東音楽祭2020秋』(テレビ東京系)で、元『モーニング娘。』の〝ゴマキ〟こと後藤真希が、『AKB48』とのコラボステージを披露。大反響となった一方で、視聴者からは複雑そうな反応もあがった。
後藤は特別ゲストとして、「AKB」の現役メンバーと共にメドレーを披露。楽曲は『会いたかった』『フライングゲット』『ヘビーローテーション』と全盛期の代表曲ばかりで、その〝特別性〟が際立っている。
後藤は元「モー娘。」ながらセンターに立ち、圧倒的な存在感でキレキレのダンスを披露。どこからどう見ても「AKB」メンバーを食っており、一斉を風靡したレジェンドアイドルぶりは一目瞭然だ。パフォーマンス後は「一夜限りでも現役に戻れた気分でした」とコメントし、かつて「モー娘。」オーディションを受けたという大ファンの『AKB48』柏木由紀は、「私たちにとっても一生の宝物です。本当にありがとうございました」と述べている。
グループを横断した夢の企画に、アイドルファンは大熱狂。ネット上には
《圧倒的オーラとかわいさときれいさで半端ない》
《一回り下の子らと一緒に画面映ってもダントツキレイ》
《今でも十分いける》
など、称賛が続々とあがっていった。
『モー娘。』とのコラボを望む声
一方で、このコラボに複雑な思いを抱くアイドルファンも多かったようだ。
同日の出演アーティストには、「AKB」だけでなく、本家の「モー娘。」も顔を並べている。しかし、後藤がコラボしたのは出身グループではなく「AKB」だったため、「なぜ後輩である現メンバーとコラボしない?」という感想が出てしまったのだ。
具体的な反応を見てみると、
《現役モー娘とゴマキで観たかったな…》
《後藤真希がモー娘とやらせてもらえないのはなぜ?》
《でもモー娘とも一緒にやってほしかったな~》
《いやゴマキ、モー娘とコラボしてくれ》
《ゴマキ、モー娘とコラボしろよw》
などなど。貴重な映像であったことは間違いないが、一部ではケチもついてしまったことが分かる。
「『モー娘。』OGと現メンバーのコラボは、コンサートや音楽特番で頻繁に行われています。レア感でいったら違うグループと組む方が絶対に高いですし、このような組み合わせになるのも仕方ないでしょう。また、後藤は不倫スキャンダルを起こして古巣の名を汚してますから、イメージ的に現『モー娘。』と絡むのはNGだったのかもしれません」(アイドルライター)
昨年の放送では、辻希美と加護亜依のユニット『W(ダブルユー)』を復活させている「テレ東音楽祭」。不祥事でクビになった加護でもコラボできるのだから、後藤も現メンバーと絡ませてあげたいものだ。