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10月2日の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)では、スティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒットSF『E.T.』が放送された。どうやら今回の放送をキッカケに、視聴者は『E.T.』に関する〝意外な事実〟を知ったようだ。
今回の放送は、視聴者からのリクエストに応える「金曜リクエストロードSHOW!」の第3弾。同映画は10歳の孤独な少年・エリオットと、300万光年の彼方からやってきた宇宙人であるE.T.の友情を描いた物語で、数々の賞を獲得した歴史的大ヒット作品として語り継がれている。
そんな名作も、同日の放送では尺の都合で所々がカットされてしまっていた。本編をカットするのは『金ロー』あるあるだが、視聴者が気になったのは、E.T.がエリオットと指を合わせながら「トモダチ…」と発するシーン。こちらは映画ポスターにも使われており、作品を観ていない人でもイメージできる有名なワンカットだろう。
そのためネット上では、
《初めて『E.T.』観たんだけど、指と指を合わせて「トモダチ…」がなかったよ…》
《指と指合わせてトモダチっていうシーンなかったよね? カットされてる?》
といった声が多く寄せられていた。
『E.T.』に“あの”シーンは存在しなかった!?
しかし『金曜ロードSHOW!』の公式サイトには、衝撃の事実が記載されていた。その内容は、「ポスターでおなじみの『指と指を合わせるシーン』は、実は本編では登場しません…」というもの。誰もが知るあの有名なシーンは、存在しないのだという。
「『E.T.』のモノマネやパロディでは、指を合わせる場面が再現されることも多く、そのため本編にも出てくるものだと刷り込まれてしまった人が多かったのかもしれません。また似たようなシーンもいくつかあるので、混同している人もいるのではないでしょうか」(芸能ライター)
この事実を今回の放送で知った視聴者も少なくなかったようで、
《「ET…トモダチ…」のシーンは実は映画本編には存在しないことをウン十年越しに知った2020年の夜》
《ETの指合わせてトモダチっていうシーン存在しないってマジかよ。俺の記憶がカットされてたわ》
《何も信じられない、大人はウソつき》
《記憶が全く違うということに今日気づいて衝撃を受けている!》
《思い込みって怖い…。日本人の結構な人数が勘違いしてると思う》
などの声が殺到している。
逆に、なぜ映画ポスターには存在しないシーンが使われているのか気になるところだ…。
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