
画/彩賀ゆう (C)まいじつ
10月7日放送のバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、親を泣かせる企画が放送された。その内容が大きな注目を集めている。
この日、番組では〝『親を泣かすことが出来たらおもちゃプレゼント』の条件で手紙を書けば動機はどうあれ結果めちゃくちゃ感動的な手紙になる説〟という企画を放送。子どもたちに、親を感動させる手紙を書かせた。
「プレゼンターの陣内智則が、ゲストの『スチャダラパー』BOSEに、『手紙をもらうことがあるか』と質問。BOSEは『ありますね。「いつもお弁当作ってくれてありがとう」みたいな泣ける感じのやつを「手紙書いといたよ」みたいな感じで。やっぱ感動しますよね』とコメント。また、『ダウンタウン』松本人志も『たまに書いてくれますよ。ちょっとはホロッときそうになる。どんな文面であろうとやっぱり、ちょっとは』と涙がこぼれる仕草をしました。番組的には多くの父親が涙するのを想定していたのでしょうね。しかし実際、涙を流した父親は6人中たった2人だけでした」(エンタメ誌記者)
この展開に、ネット上からは、
《水ダウの手紙のやつ、ウソ演技くさいわ…》
《水ダウの手紙企画クズすぎだろ》
《手紙に入るまでの段取りがちょっと悪い気がする。何か親子協力する企画をやってから手紙パートにしたら泣きやすいかも》
などの声があがっていた。
『水ダウ』っぽい悪意が込められていて素敵
同番組はさまざまなドッキリが人気。しかし一方で、やりすぎな企画も多いため、放送後に非難の声が上がるのはお約束となっている。
ただ『水ダウ』の姿勢を評価する人も多く、今回の企画には、
《水ダウ面白かった。コンプライアンスカウンター企画は作り甲斐あるだろうな》
《水ダウの手紙企画、ほんと性格悪くて草生えるwww》
《水ダウの親への手紙で泣かす企画、普通に他人の子だけど泣くわこんなん》
《手紙音読は泣いちゃうやつだけど、めっちゃゲスいww 水ダウの企画は天才的だなー》
《この手紙の説、水ダウらしい悪意が見え隠れするヤツだこれwwww》
といった絶賛の声もあがっていた。
放送内容に対する規制が多い中、同番組の思い切った企画にチャレンジする精神を評価する声は多いが、残念ながら、視聴率が高いというわけではない。批判の声や視聴率主義に負けず、今後も攻めた企画を放送してほしいものだ。