夏目三久『あさチャン!』“最大の役目”終了で来年3月終了確定か!?

夏目三久 

(C)まいじつ 

『半沢直樹』(TBS系)は先月末に最終回を迎え、世帯平均視聴率32.7%を記録。全10話すべてで平均20%を超えるなど、2013年の前作に続いての大ヒットとなった。当然、続々編が期待されているが、同局の瀬戸口克陽編成局長は「フルマラソンを全力で走りきった。スタッフキャスト含め全力を出し尽くした。そういう意味では考えておりません」と断言した。

「主演の半沢直樹役の堺雅人がシリーズ化に乗り気ではないから、すぐに続々編というのは現実味がありません。前作から口説き落とすのに7年もかかったことからも分かります。半沢直樹役の色が付き過ぎることに難色を示しており、編成局長が言うように本当に完結となる可能性は高い。水面下で再び口説きにかかるでしょうが、やはり難しいでしょう」(TBS関係者)

堺としては続編に出演したことで、熱心なTBSに対してまさに〝恩返し〟したということのようだが、これによって大きな影響を受けるのが、同局の朝の情報番組『あさチャン!』だ。14年に放送開始されてからずっと視聴率2~3%台をウロウロしており、一向に浮上の兆しはない。ただそれでも〝延命〟できたのは、MCの夏目三久と堺が同じ事務所所属だからだ。

「今ならば全員が納得して打ち切れる…」

「夏目は事務所幹部の大のお気に入り。夏目を『半沢直樹』に〝いろいろな形〟で出演させたことからも分かります。堺を口説き落としているさなかに『あさチャン!』を打ち切ったら、間違いなく『半沢――』の続編は制作されなかったでしょう。TBSの本音としては、さっさと終了させたいところだったが、続編の交渉が継続していたので決断できなかったのです」(制作会社関係者)

新型コロナウイルスの影響で放送開始時期がずれたとはいえ、2020年版『半沢直樹』は無事に放送を終えた。さらに続々編の可能性は限りなく薄い。と、なれば…。

「これにより『あさチャン!』の最大の役目は終えたということ。今ならば全員が納得して打ち切れます。来年3月で終わることは、ほぼ確実でしょう」(同・関係者)

低視聴率にもかかわらず6年も続けさせてもらったのだから、夏目も不満はないだろう。切り替えていい番組に巡り合えるようガンバってほしいものだ。

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