HIKAKINに凋落の兆し!? YouTubeチャンネル4位に転落した理由とは…

HIKAKIN 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

今や日本YouTuberの象徴と言えるほどの存在となった、老若男女に大人気のHIKAKIN(ヒカキン)。富と名声を兼ね備える現代の貴族である彼だが、ついに凋落の兆しが出てきたと話題になっている。

10月現在、ヒカキンのYouTubeチャンネルを登録しているアカウントは約870万。これは国内ユーザー第3位と、文字通りトップ3に入る人気者の証だ。しかし10月12日、これが『せんももあいしーCh』に抜かれ、ヒカキンは4位に転落。王者が3本の指から漏れたと、ネット上でも密かな話題となった。

「『せんももあいしーCh』とは幼児3人によるチャンネル。娯楽施設『キッザニア』の体験やおもちゃレビューなどを行なっており、いわゆる〝キッズ向け〟にカテゴリされます。また、国内チャンネル登録者数1位にして唯一の1000万人超えである『キッズライン』も、タイトル通り子ども向け動画を投稿しているチャンネル。今のYouTubeは、キッズ層がメイン視聴者なのです」(WEBメディア編集)

もはや完全に“キッズサイト”となったYouTube

思えばヒカキン自身も、手軽でバカバカしい動画が子どもから絶大な人気を博した人物。ネットでは〝ヒカキンキッズ〟なる俗語も生まれ、その影響力は計り知れないものがあった。どうやら、現在のYouTubeは子どもがメイン視聴者層であり、ここをターゲットにしたコンテンツが数字を伸ばす傾向にあるようだ。

「〝なりたい職業〟の首位を獲得するなど、もはやユーチューバーは子どもの憧れです。電車やショッピングモールでも、親のスマホやタブレットを借りてYouTubeを視聴している子どもをしょっちゅう見かけるでしょう? 昔はゲームやおもちゃが果たしていた役割を、今ではYouTubeが担っているのです。学校で子どもたちが話題にすることといえば、前日のテレビ番組の話題ではなく、前日に更新されたYouTube動画という時代ですよ」(前出・編集)

他方、YouTubeには「渋谷でナンパしておっぱい揉んでみた!」「ナンパでキスできるまで帰れま10」といった公序良俗に反する動画が、広告付きで平然とのさばっている。多くの子どもが視聴している現状に鑑み、運営には不適切動画の検閲やフィルタリングを適正にしてほしいものだ。

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