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〝15秒のシンデレラ〟と言われる謎のシンガーソングライター・ひらめの楽曲『ポケットからきゅんです!』が、若年層を中心に大ヒットしている。
現在『TikTok』には、30万本以上の関連動画が投稿されており、瑛人の『香水』を上回るペースで拡散中。また、7月9日にアップされたYouTube動画が100万回以上も再生されるなど、大ブレイク中だ。
「同曲は8月に『LINE MUSIC』でデジタルリリースされ、新人としては異例のデイリーランキング2位、BGMランキング1位を獲得。さらに朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)で紹介されたことで、一般層にも広がりました。関連動画の中には、ガールズグループ『NiziU』や、お笑い芸人の江頭2:50、お笑いトリオ『3時のヒロイン』が投稿したものもあり、芸能人の間でも大きな話題になっています」(音楽ライター)
メディアに広がる“きゅん現象”
拡大を続ける〝きゅん現象〟は、テレビ業界でも頭角を現し始めている。10月10日に放送されたバラエティー番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の「SNSで人気者になるには?」のコーナーで、堺正章が楽曲に合わせて『ポケットからきゅんです!』の動画を実演。まさかの大御所登場は、視聴者から大反響を呼んだ。
「同日には情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で特集が組まれましたね。また、13日にはTBS系の『Nスタ』や『マツコの知らない世界』にも登場しています。これから年末にかけて、さらに露出が増えていくでしょう。キャッチーなフレーズと親しみやすい楽曲や、指ハートを使ったポーズが中高生を中心にウケていて、アンダー22歳の間での認知度は90%以上と、圧倒的な知名度を誇っています。また、今年の流行語大賞へのノミネートも期待されていますね」(同・ライター)
当初、「Tiktok」に投稿されたオリジナルバージョンはたった15秒だったが、現在は3分19秒のフルバージョンが公開されている。
一度曲を聴けば、〝ハートフル〟なひらめの世界観にぐっと引き込まれるかもしれない。
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