
(C)まいじつ
大人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』が、NHK総合にて実写ドラマ化されることが決定。ネット上で歓喜の声が上がる一方、〝とある作品〟を思い出すファンが続出している。
同ドラマは、「ジョジョ」で屈指の人気を誇るキャラクター・岸辺露伴を主人公としたストーリー。作中では露伴が取材先で遭遇する奇妙な出来事が、ホラーやサスペンスの要素を盛り込みながら描かれていく。
実写化されるのは『富豪村』『くしゃがら』『D.N.A』の3エピソードで、12月28日~12月30日の3夜にわたって放送される予定。脚本は「ジョジョ」のアニメシリーズを手掛けてきた小林靖子が担当する。またメインキャストには露伴役の俳優・高橋一生を始めとして、飯豊まりえや中村倫也といった人気役者たちが集結した。
特集ドラマ
【#岸辺露伴は動かない】
12/28から3夜連続放送!https://t.co/sisYC4dhEn原作 #荒木飛呂彦×主演 #高橋一生
主人公 #岸辺露伴 を演じるのは、自らも露伴のファンだという俳優の高橋一生。女性編集者・泉京香とともに、人知を超えた事件や事象に挑む姿を描きます。 pic.twitter.com/wg4TslCaO8— NHKドラマ (@nhk_dramas) October 14, 2020
マンガの実写化は批判されがちな風潮があるものの、今回のドラマ化は原作ファンから好意的に受け止められている様子。ネット上では、
《高橋一生のビジュアルがよすぎるし、脚本に小林靖子さんがいるし、めちゃくちゃ楽しみなやつだ…》
《コスプレみたく下手にビジュアルを寄せてないから期待できそう》
《ビジュアルとして完璧でしょ。おまけに脚本が小林靖子ときたらもう完全に勝ちに来てるよ》
《いい実写化! 楽しみですッ!》
《岸辺露伴のドラマ、登場人物の再現度が高くて発狂しそうだ》
など、期待を寄せる声が上がっている。
3年の月日を経てふたたび注目される実写映画
その一方、今回のニュースをきっかけとして、露伴が登場する「ジョジョ」第4部を実写化した映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』を思い出したファンも多いようだ。SNSなどでは、
《まさか岸辺露伴が実写化されるとは…。あれ、ジョジョの実写映画の続編は?》
《ジョジョ実写化ってニュース見て、ついに4部の続編が公開されるのかと思った》
《そういえばジョジョ4部の映画って一向に続編が出ないよなーと思い出した》
《実写化映画の第2弾はないんですか! あっ、承太郎…》
といったリアクションが続出している。
「映画版『ジョジョ』は2017年に公開された、シリーズ初となる実写化作品です。公開前は大きな注目を集めていたものの、フタを開けてみれば興行収入は9億円ほど。『第一章』と銘打たれているにも関わらず、続編は未だに製作されていません。しかも、空条承太郎役を演じた俳優・伊勢谷友介が今年9月に大麻取締法違反で逮捕されてしまったため、続編はさらに絶望的な状況だと言えるでしょう」(芸能ライター)
もはや幻の作品となった第4部の実写映画。スピンオフである「岸辺露伴は動かない」が成功を収めれば、プロジェクトが再始動することもありえるのだろうか…。