近頃、やたらと見かける『永谷園』のTVCM。これまでに、小島瑠璃子や出川哲朗、玉木宏などが出演してきたが、中でも注目を集めているのが女優・片岡京子だ。
お茶漬け海苔のCM『目覚まし茶漬け』篇では、子どもたちを前に、「家の朝はお茶漬け!」と台所に立ち、子どもたちを学校に送り出すと「いいぞ!」とニッコリ。ネット上では、その笑顔が、どことなく細川ふみえに似ていると話題に。中には、細川本人がCMに出演していると勘違いする視聴者もいるようだ。
「片岡は、ホリプロ所属の女優です。現在放送中のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、斎藤道三の正室・小見の方を演じていますね。また、人気ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ東京系)では、客室乗務員のチーフパーサー・文字美冴を演じています」(芸能記者)
CM以外でも、一度は見たことのある人も多いかもしれない。そして実は、彼女は血筋や家系がスゴイ女優なのだ。
片岡京子の父親は人間国宝だった!
「実は父親が歌舞伎役者で人間国宝の15代目・片岡仁左衛門、兄は歌舞伎役者の片岡幸太郎、姉は宝塚OGの片岡サチという役者一家に育ったサラブレット。20数年前には『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)に出演していましたが、それ以降、表舞台から遠ざかっていました。平成11年に永谷園創業者一族の男性と結婚していますので、その縁でCMに出演しているのでしょうね」(芸能記者)
永谷園は片岡のCM起用について、「伝統的な『和食』の良さや家庭の日常の中で感じる『お母さんのやさしさ』『ちょっとした幸せ』をテーマにしています。このテーマに合う、落ち着きがありやさしい雰囲気を持つ存在として、片岡京子さんを起用しました」としている。12年ぶりの芸能活動というが、ブランクをまったく感じさせないところは、さすが役者一家に育っただけのことはある。
ちなみに、若々しく見える片岡だが、実年齢は細川と同じ49歳。年齢も同じとあれば、間違ってしまう人が続出してしまうのも納得だ。
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