12月2日発売の写真週刊誌『フライデー』に“コカイン吸引”疑惑を報じられ、その成り行きが注目されていた俳優の成宮寛貴(34)が突如、芸能界からの引退を発表した。これは所属芸能事務所が9日、正式に認めたものだ。
フライデーの報道があった直後には、即座に「民事・刑事を問わず法的措置を取る」と発表していたにもかかわらず、不可解な展開だ。
「いきなり“刑事”という言葉が出てきたので、所属芸能事務所も徹底的にやるものだと思っていた。しかし、肝心の成宮が身を引くことになった。彼自身は戦う気がない、ということなのでしょう」(芸能ライター)
成宮は引退に際し、直筆でメッセージを発表している。そこには気になる文言がいくつかある。それは《信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠》、《絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップ》などだ。
「フライデーが掲載した写真の現場には2名の友人がいて、そのうちの1名が告発しています。あまりに鮮明に撮られているので、当初から『狙った写真では』とは言われていました。裏切った友人とはその現場にいた人間を指すのでしょう」(同・ライター)
さらに《セクシャリティな部分》という言い回しが直筆メッセージに出てきている。成宮には以前からゲイ疑惑もあった。
「新宿2丁目界隈では有名な話だったのですが、彼がゲイではないかということは、以前からインターネット上でも散見されています。フライデーには、酔った成宮が友人に《体をすり寄せてきた》との記載もある。成宮の男色志向は間違いないと思われます」(同・ライター)
だが、芸能界でLGBTは珍しい話ではない。お笑い芸人『メイプル超合金』のカズレーザー(32)はバイセクシャルであることをカミングアウトしている。
「成宮のメッセージで最も気になるのは“仕掛けた罠”の意味です。一連の事態が報じられることになった経緯なののか、それともコカインの使用を暴露されたことを指しているのか…。尿検査では陰性だったという報道もありましたが、市販のものを自分で検査しただけのようなので、疑惑が完全に晴れたことにはなりません」(写真誌関係者)
身の潔白を証明することなく、9日以降、成宮の表記は元俳優となってしまった。
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