薬物使用疑惑を報じられ、所属芸能事務所を通じて「芸能界を引退する」と俳優の成宮寛貴(34)が発表をした。あまりに突然のことなため、いてもたってもいられないのか、彼のファンたちが不思議な行動を起こしているという。
「成宮が出演していたドラマ『木更津キャッツアイ』、『ごくせん』、『高校教師』、映画『溺れる魚』、『NANA』『アンフェア the movie』などのロケ地にファンが赴き、記念写真を撮るために“巡礼”しているというのです」(芸能関係者)
ファンたちは、成宮が報道各社にあてた直筆のファクスに書かれていた《今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい》という箇所の決意に、もう二度と成宮を見ることができないと焦り、また思い出を胸にとどめるためロケ地の巡礼を始めているのだという。特に30~50代の女性が中心のようだ。
「主婦たちにとっては“息子にしたい俳優”、また“愛人にしたい俳優”として人気が高かったのではないでしょうか。旅行代理店には、映画『相棒3』で訪れた沖縄本島北部、座間味島、前島についての問い合わせが急に増えたそうです。もう二度とドラマや映画で成宮を見ることができないのであれば、せめて彼が訪れた場所に行ってみたいということなのでしょう」(マーケティング会社社員)
このロケ地巡礼には、巡るべき最後の場所があるという。
「それは、成宮がまだ売れていないころにアルバイトしていたといわれる新宿2丁目付近です。ロケ地巡礼は、そこで終了する人が多いようです」(同・社員)
ファンたちに愛されてきた成宮だが、再び芸能界へ復帰する可能性はないのだろうか。
「もう芸能界には全く未練がないようです。ドラマや映画が放送された場合のギャランティーも放棄したようです。CMの違約金が数億円になりそうで、それは退職金と相殺されそうな気配です」(芸能ジャーナリスト・鈴木雅久氏)
ファンたちが思い出をなぞるために、今日もそれぞれのロケ地を訪れて成宮に思いを寄せることだろう。
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※ 成宮寛貴の芸能界引退コメントにあった「仕掛けた罠」の意味