成宮寛貴が反故にしたドラマやCMの損害はいったいどうなるのか?

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違法薬物使用疑惑の報道をきっかけに、芸能界から引退を表明した俳優の成宮寛貴(34)だが、その影響は予想以上に大きいようだ。

来年1月からスタートする連続ドラマ『就職家族』(テレビ朝日系)は、急きょ成宮の出演部分をすべて差し替えることになり、代役には渡辺謙の息子、渡辺大が務めることが発表された。すでに3話まで成宮で撮影済みだったため、大幅な撮り直しが余儀なくされたという。また、成宮が出演していた人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)の再放送も、今後は絶望的となった。

ドラマだけではない。成宮とCM契約を結ぶ4社はCMの放送中止を早々に決定。その違約金は1億円に達するといわれている。

この多額の損害費用は、いったい誰が補償するのか。

「所属していた芸能事務所が損害賠償金を背負うことになるでしょう。通常であれば、本人が働いて多少でも事務所に金を返していくというのが一般的ですが、今回は本人も辞めてしまったので無理でしょう」(民放関係者)

成宮が所属していた芸能事務所のトップコートは、疑惑を報じた『フライデー』の発売元である講談社に対し、法的借置を取る姿勢も表明しているが、12月12日の時点ではまだ訴状は届いていないという。

「事務所は成宮の疑惑を一貫して強く否定しています。しかし、報道元の講談社に対して、行動を起こしていません。本当に薬物の疑惑が嘘ならば、名誉棄損で訴え、今回の騒動で起こった損害賠償金を求めるのが当然の行動でしょう。事務所が、成宮に何もさせず辞めさせなければいけならない理由を考えると、どうしても疑惑を否定しきれません」(同・関係者)

訴訟も起こさず、当人もいなくなったいま、損害はすべて芸能事務所がかぶる以外にない状態となった。

「成宮ほどの知名度がある俳優が、無計画に芸能界を引退することが許されるはずはありません。それは本人が一番分かっているはずです」(芸能事務所関係者)

人気俳優だっただけに、そのダメージはあまりに大きい。

 

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