『危険なビーナス』視聴率右肩下がり!? 脱落者続出のなるほど理由とは?

妻夫木聡 

(C)まいじつ 

『半沢直樹』の〝後釜〟、TBS系日曜劇場『危険なビーナス』の視聴率が右肩下がりを続けており、〝脱落〟する視聴者が続出している模様。10月25日に放送された第3話の平均視聴率は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とギリギリ二桁に乗っていたが、このままでは一桁台に落ち込む日も遠くはないだろう。

同作はTBSの日曜劇場枠として今年10月にスタートしたミステリードラマ。原作は東野圭吾氏が手掛けた同名小説で、妻夫木聡演じる主人公が名家の遺産を巡る謎に挑んでいく。東野氏原作のドラマといえば、フジテレビ系の『ガリレオ』シリーズや『流星の絆』(TBS系)などヒット作ぞろい。また脚本は『グランメゾン東京』(TBS系)が好評だった黒岩勉氏が務めるとあって、前評判は上々だった。

第1話の平均視聴率は14.1%と良い滑り出しだったものの、第2話では12.5%に下降し、第3話は前述の通り11.7%という結果に。東野氏原作ミステリーのドラマ化は〝ハズレなし〟というイメージだが、一体、何がいけなかったのだろうか。

問題は制作陣にあり?

SNSなどの声を見てみると、シンプルに作劇が良くないとのこと。視聴者からは、

《面白いとか面白くないとかじゃなくて物語として破綻してる》
《脚本をもっといじれば面白くなりそうなのに何か残念》
《東野圭吾原作なのにつまらない。原作と変えなくていいのに》
《台詞回しがイライラする》
《脚本も演出もレベルが低過ぎる…》

などの厳しい意見が寄せられていた。

「演出や脚本だけでなく、キャスト陣の演技も《オーバーでクサ過ぎる》と大不評です。主演の妻夫木をはじめ吉高由里子やディーン・フジオカ、染谷将太など豪華俳優をそろえているのですが、演技が過剰で視聴者を置いてきぼりにしている模様。例えば第3話でも犯人がわざとらしく膝から崩れ落ちたりと、一昔前のドラマのような表現が目につきました。ただキャスト陣の演技が下手なのではなく、制作側の演技指導が噛み合っていないのかもしれません」(芸能記者)

いくら東野氏原作のドラマであっても、このままではさらに視聴者離れが加速してしまいそうだ。

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