有吉弘行や松本人志には時代とのズレが…? 世代交代で“笑いの価値観”に変化

松本人志 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

イジメを連想させるパワハラ芸や容姿イジリのタブー化など、ここ最近で急激な変化を見せているバラエティー界。そんな中、女性お笑いコンビ『たんぽぽ』白鳥久美子が容姿にまつわる悲劇を明かし、ネット上で同情を集めている。

白鳥は10月25日放送の『マルコポロリ! 95分SP』(関西テレビ)に出演し、これまで合コンで「女として見られたことがない」と告白。実例として、注文したビールが届いた際、アゴを掴まれ「はい、きたよ~」とジョッキと間違えられるネタをやらされる要員だったと打ち明けた。

TVではなく、プライベートでの酷な容姿イジリに、MCの東野幸治は「ええ…つらいですね」と驚きの表情。ネット上にも

《自分も学生時代コンプレックス弄られたりしてたから悲しくなったわ》
《もともと生まれ持ったものに対して言うのは酷いよ》
《芸人の前に1人の女性として考えるのが普通》
《酷いね 白鳥さん、今ご結婚して幸せなら良いよね》
《この話、辛すぎて胸が苦しくなる》

など、白鳥に対する同情が広がっていった。

もはや完全に時代遅れな「ブスイジリ」

「2018年3月、『とんねるずのみなさんのおかげでした』と『めちゃ×2イケてるッ』(ともにフジテレビ系)が同時に終了しました。年末の『M-1グランプリ』で『霜降り明星』が優勝すると、〝お笑い第7世代〟と呼ばれる新たな世代が出現。平成から令和に変わるがごとく、お笑い界も新たな時代に突入しましたね」(お笑いライター)

現在の主流になりつつある〝容姿イジリNG〟といった風潮も、風を起こしているのはこの世代だ。

「彼らが新世代と言われる所以は、単に若いだけでなく、パワハラ芸・容姿イジリなど、これまでの風潮を否定する全く新しい価値観でブレークしていること。また、褒めて伸ばす教育で否定されることを極端に恐れる〝ゆとり世代〟と相性が良く、若者の支持を受けていることも、新しさを感じる要員です」(同ライター)

時代にすっぽりとハマる形で売れた第7世代の芸人たち。片や、価値観をアップデート出来ず、未だ旧い笑いにすがる芸人が多いのも事実だ。

「先日放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)にて、有吉弘行が『ぼる塾』のあんりを『豚』『デブ』などとイジりまくり、笑いは起こったものの、視聴者から『古い』『時代錯誤』などと批判が殺到しました。中堅の有吉でさえこの状態で、『ダウンタウン』松本人志は、『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、女性蔑視発言で炎上することが多いなど、時代とのズレが見えます」(テレビ局関係者)

一方、これらの芸風を「ポリコレ的」「過剰反応」「息苦しい」などと批判する勢力が存在するのも事実。時代に合わせるのは大変だ。

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