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9月6日より放送がスタートした、〝令和仮面ライダー〟シリーズの最新作『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)。10月25日の放送にて、第8章まで回を進めたものの、視聴者たちは早くも飽き飽きしているようだ。
『仮面ライダーセイバー』は、人間の歴史が詰まった〝本〟を巡るライダーたちの戦いを描いたストーリー。主人公たちは〝神獣・生物・物語〟の3つの属性がある『ワンダーライドブック』という本を使用して、ライダーに変身する。
また『聖剣ソードドライバー』と呼ばれる武器に『ワンダーライドブック』を収めることで、新たな力を得ることも。さらにブックを複数組み合わせて、さまざまな姿に変身できるという、歴代ライダーの中でも断トツでモードチェンジの多い作品だ。
『仮面ライダーセイバー』はオモチャを売りつけるための番組?
そんな同作だが、早くも視聴者はついていけない様子。第8章にして主人公のセイバーは、すでに〝変身パターン〟をいくつか持ち、登場ライダーは敵味方を含めて6人にも及んでいる。
それに伴い、武器やアイテムの数も続々と増えており、ネット上では、
《ライダーいっぱい出して玉突き事故起こしとる》
《キャラ掘り下げないし、内容が浅いままどんどん進んでいくから、誰も応援できない。毎回30分のおもちゃCM観させられてる感覚》
《セイバーつまらないから、もう見ないつもり。まだ序盤だけど、販促ペースが異様に早いのが一番の原因なことはわかる》
《面白い・つまらないじゃなくて、要素をぶち込み過ぎというか、30分の尺内でやることが多すぎて、視聴者置いてけぼりな感じなのがマジで虚無なんだよな》
《セイバーは、面白い、つまらないという問題以前に、箸にも棒にもかからないっていう最悪の状態》
などの厳しい意見が相次いでいる。
「今作の脚本は、〝平成仮面ライダー〟史上最も駄作と呼ばれた『仮面ライダーゴースト』(同)と同じ福田卓郎氏が務めています。そのため、放送開始前から不安に思っていた人も多かったようで、放送開始前からネット上には《令和ライダー、大丈夫か…?》などの声が寄せられていました。残念ながら予想は的中してしまったようですね」(特撮マニア)
さまざまな要素を詰め込みすぎた結果、内容が薄くなってしまっているのも原因の一つだろう。この先何かしらのテコ入れをしなければ、視聴者の仮面ライダー離れは避けられないかもしれない。
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