『東大王』クイズが“芸能人寄り”に?「勝負になってない」「東大生かわいそう」

(C)Rachata Teyparsit / Shutterstock 

10月28日に放送された、『東大王』(TBS系)の番組内容が物議を醸している。この日、東大王チームは連敗を2で止めたが、芸能人チームに有利と取られかねない構成に、視聴者は「東大生がかわいそう」などとクレームをつけている。

この日のクイズは、ひらめきクイズを時間内に答える「ひらめきルーム」、難読漢字を解く「難問オセロ」、全員参加の早押しクイズを展開。早押しクイズで競り勝った東大王チームが勝利し、3連敗を免れた。

東大王チームが2連敗を喫した前回放送では、漢字に強い〝オセ朗太〟こと俳優・宮川一朗太、フリーアナウンサー・富永美樹が不在。『FUJIWARA』藤本敏史が大将を務めたが、難読漢字を解く「難問オセロ」がなかった。

前回の『東大王』にはオセロがなかったのに…

東大王チームが3連敗を止めるべく奮闘した28日の放送では、東大OBの伊沢拓司こそ芸能人チームに加わらなかったものの、宮川、富永に加え『QuizKnock』の渡辺航平、東大卒の八田亜矢子が奮闘。前回はなかった「難問オセロ」も復活し、富永らの活躍もあって芸能人チームが勝利、東大王チームと白熱した勝負を繰り広げた。

早押しクイズでは、ニュースをもとに、過去、普及したものを答える問題を出題。東大王チームは答えられなかったが、芸能人チームの『ネイビーズアフロ』皆川勇気が 「ポケベル」と正解を出した。

東大王チームファンの視聴者は、ポケベル など流行期を迎えたころに、まだ生まれていなかった商品を問題に出すのは公平でないと指摘。また宮川が復帰するなり、「難問オセロ」を復活させたことに疑問を呈し、番組サイドが芸能人チームを贔屓しているのではと勘ぐっている。

《現役東大生が赤ちゃんだったときの流行をクイズにするな!》
《今日はオセロやるんだね。オセ朗太がいない前回はなかったのにね。最近つまらなくなってきたな東大王》
《東大王のオセロは最近面白くないよね。オセロの戦略で負けてる上に、相手の芸能人チームに漢字が強い人増え過ぎて、勝負になってない》
《ほらね、宮川一郎太と富永美樹がいたら漢字オセロ絶対あるんだよ》
《最近では芸能チームに最強メンバー入れ過ぎじゃない? 東大王がかわいそうだけど》

何はともあれ、番組には今以上に盛り上がるクイズ構成を考えてもらいたいものだ。

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