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写真週刊誌『フライデー』によるコカイン吸引疑惑の報道を受けて、芸能界からの引退を発表した成宮寛貴(34)に関する騒動は、まだまだ収まる様子を見せない。
「海外へ向かったという成宮ですが、警察はしっかりとマークしています。もちろん成宮を告発した人物もろとも追跡できています」(警察関係者)
警察は、もはや追跡に人数をかけないという。
「海外に脱出されても、警察のサイバー犯罪対策課と連携して、その動向を追跡しています。あまり表には出てこないのですが、いまや行動確認は、目視すると同時にGPSで位置を掌握できるのです。そのため、成宮のことも地元の警察と連携して行動を把握しているはずです」(元警視庁サイバー犯罪対策課メンバー)
成宮が海外へ向かったのは、髪の毛や尿から陽性反応が出ないように“薬抜き”をするためだと、一部では捉えられている。
「疑惑がかけられているタイミングで、国外へ向かったことは、裁判になった場合とても不利です。一方で、警察は成宮のことをフライデーに告発した人物にも行動確認を付けたと聞いています」(芸能ジャーナリスト・鈴木雅久氏)
成宮のCMやテレビドラマの違約金が1億円を超えるといわれている。所属していた芸能事務所は、メディアだけでなく、広告代理店やファンからの電話が鳴りやまずに混乱しているという。
「芸能事務所としては、家宅捜索はされたくない。松坂桃李や杏、木村佳乃、佐々木希、菅田将暉らの、ほかの所属タレントの仕事にも影響が出る可能性があるためです。だから本音は、捜査が進まないうちに引退してくれたのは好都合だと思っているでしょう」(同)
警察は“4事案”と呼ばれる薬物関連犯罪、銃器関連犯罪、集団密航の罪、組織的殺人に限っては、容疑者の通信の傍受が許されるという。しかし成宮は、まだ推定無罪の一般人だ。
「しかしながら、これだけメディアに騒がれては、警察が成宮に対して何もしないわけにはいかないでしょう。ただし今回の件は、フライデーをきっかけに警察が動いたと見られていますが、真相は逆です。警察が成宮のことをマークしていたが、決め手に欠けていた。そこへフライデーの報道が出てきたのです。これで警察が捜査を進めるきっかけができたのです」(薬物事案に詳しい司法関係者)
警察がマークしていることを知らずに雲隠れした成宮と告発者。捜査はすでに進展しているかもしれない。
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