放送事故!『バイキング』コメンテーター激怒で地獄の空気…坂上忍もアタフタ

坂上忍

(C)まいじつ

11月3日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、ゲストコメンテーターのジャーナリスト・木村太郎氏が、番組の報道内容に対して不快感をあらわに。スタジオが気まずい空気に包まれ、CMに移行することとなった。

番組は、放送翌日に投開票を控えたアメリカ大統領選挙を特集。アメリカ国内はトランプ政権下で分断化が進んでおり、番組は分断を象徴する〝過激な支持者〟の動きを紹介する。

大統領選をめぐっては、トランプ支持の極右グループが、武装による投票所の封鎖を計画していたことが報じられている。一方のバイデン派も、一部の極左グループから、トランプ再選の際に暴動を起こすことを記した計画書が流出。また、ネット上でも過激な言論が見られるとして、番組はアメリカで話題の「Qアノン」について解説した。

「Qアノン」とは、アメリカのネット上で陰謀論を拡散、結託する匿名のトランプ支持者たち。彼らは「ディープ・ステート」と呼ばれる〝闇の政府〟が存在し、政界やマスコミがこの勢力に支配されていると主張している。彼らはトランプ大統領がこれに立ち向かっているとして英雄視しているのだが、アメリカ政治に詳しい東海大学・海野素央教授によると、FBIは「Qアノン」を国内テロの驚異と認識しているとのこと。選挙結果次第では、「Qアノン」が暴動を起こすと懸念されているというコメントを取り上げた。

木村太郎氏の怒りに伊藤利尋アナと坂上忍もタジタジ

すると木村氏は、この「Qアノン」の紹介に噛み付いたのだった。

伊藤利尋アナからコメントを求められた木村氏は「これバラエティー番組? 情報番組かと思ってたんだけど」と憮然とした態度で即答。MC・坂上忍が「その間くらい…」と苦々しく答えると、「選挙の時はまったく何も関係ない話。これを盛り上げるなら、バラエティー番組でやってもらいたい。僕はいらないから」と不快感をあらわにする。

その様子からは呆れとも怒りともとれるものが漂い、坂上は「やっちまった」と言わんばかりの気まずそうな表情。さらに、木村氏は「この番組ね、明日の今頃、日本で初めて選挙の結果、当確を打つ番組になるかもしれない。それが、前の日に『Qアノン』の話なんかして、盛り上がってもらいたくないわけ!」と、語気を強めていった。

これに対し、坂上は「今、サブ(副調整室)で担当ディレクター、震えてると思いますよ」とボケ、重い空気は笑いに転じる。伊藤アナも「一旦、コマーシャルを挟ませていただいて、我々、立て直したいと思います」と乗っかり、笑いが起きたところで、2人で頭を下げながらCMへと移っていった。

「木村氏は前回の大統領選時、『全ての識者がヒラリー・クリントン勝利を予想する中、唯一トランプ当選を予想していた男』として名高い人物。風を読む力には自信もプライドもあるのでしょう。木村氏にしてみれば『Qアノン』は荒唐無稽な陰謀論者で、相手にするのもバカバカしい存在であり、接戦で緊迫する大統領選の話題で取り上げるのは不愉快だったのでは」(フリージャーナリスト)

なお、木村氏は翌日の番組にも出演。幸いにも、出演を断るほど怒ってはいなかったようだ。

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