
画/彩賀ゆう (C)まいじつ
11月8日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、無人島内で見つけた生物でお茶を作り『TOKIO』の城島茂が味わった。だが使われた生物の扱いを巡り、視聴者から「もったいない」との声が漏れている。
この日前半に放送された『DASH島』では、『SixTONES』の森本慎太郎が城島にお茶を飲んでもらい免疫力を高めてもらおうと、島の山中でサルノコシカケを探した。
大小2個のサルノコシカケを収穫した森本は「盃にぴったりじゃん!」と口に。小さいサルノコシカケは細かく砕いてから煮て煎じ、お茶にした。大きい方のサルノコシカケは30分間削って飲み口をつけ、盃状にして 城島に飲ませることにした。
城島茂にサルノコシカケでお茶作りも…
試飲した森本は液体のあまりの苦さに悶絶しながらも、「城島さんならいける気がする」と心を決め、城島のもとにお茶を持って行く。城島は液体を見るなり「ものすごく濃いやん」と警戒したが、口にすると「濃いー!」「急に元気が出る!」などと苦さに顔をしかめながらも、大いに喜んでいた。
番組の調べによると、年を重ねて大きくなればなるほどサルノコシカケの市場価値は上がるという。今回森本が取った大きい方のサルノコシカケは20~40年ものと推定されるそう。店にもよるが、100年もので1個30万円ほどの値をつけるものもあるといい、今回取れた大きい方のサイズはこれに迫るものだとした。
視聴者はサルノコシカケが漢方薬としての価値も高いと指摘。その上で、サルノコシカケをあっさり盃に仕上げ、高い濃度で城島に飲ませてしまったことにツッコミを入れていた。
《削ったサルノコシカケもったいないね》
《結局あの大盃はどうしたんだろ》
《そのサルノコシカケを、それなりのところに持っていけば、何十人、下手したら百人近い人のお薬になるんだよ》
《杯を作るために削ったやつも、煮込んでほしいけどなあ。だって、もったいないじゃん》
《でっかいサルノコシカケを売却して、島の生活に役立てる発想がこの番組には…盃とかもったいない》
《鉄腕ダッシュのサルノコシカケ茶、入れ過ぎ&濃縮し過ぎでは? もったいないw》
《待て待て待て特大サルノコシカケを器にしちゃうの勿体無いよ》
《おぉう…サルノコシカケって高級ものの漢方じゃないっすか》
テレビ局にとっては、はした金だったかもしれない。