
(C)pathdoc / Shutterstock
11月11日、『日テレ系お笑いの祭典ネタフェス ~今田有吉MC漫才コント王者最強ネタ2時間SP~』(日本テレビ系)が放送された。大人気お笑い芸人たちが一同に集結した同番組だったが、視聴者は芸人のネタよりも〝カメラワーク〟が気になってしまったようだ。
今回の番組には、『ジャルジャル』『EXIT』『霜降り明星』など、名だたるお笑い芸人たちが登場。自慢のネタを披露していったのだが、番組サイドは何を思ったのか、ネタ披露中の芸人以外の出演者たちを映していく。
もちろんネタも映ってはいたものの、数秒単位でMCの有吉弘行や今田耕司、進行の水卜麻美アナウンサーにカメラが切り替わる始末。もはやネタを見ているのか、笑っているMC陣を見ているのか分からなくなるほど劣悪なカメラワークで、それが2時間に渡り続いていたのだった。
日本テレビのお笑い番組はネタを見せる気なし…?
このカメラワークには、お笑い好きの視聴者も思わずチャンネルを変えてしまったようだ。ネット上には、
《1秒単位でMC差し込んでくる。めちゃくちゃチラチラ画面変わって見にくい》
《カメラ切り替え過ぎだろ…。ネタに集中できない》
《ネタ中にMCや女子アナにカメラ切り替わりすぎて見ててしんどい》
《こういうネタ番組でMC席の顔いちいちカメラで抜かなくていいって。一気に冷めるから》
《ウケてるとこでカメラがMCに切り替わるのウザすぎる》
《カメラワークひどくない? ひどすぎて2分でチャンネル変えた》
《カメラ酷いな、ネタが死んでる。いいところが見えずに伝わらない。笑い声SEで笑えよ的なポイント乱発で萎える》
《日テレの番組ひどいな。笑い声が鬱陶しいのと、カメラがアップばっかりで芸人の動き全然わからん》
《ネタの途中でカメラを切り替えるのやめてくれ。出演者が笑ってるかどうかなんてどうでもいい。ネタに集中させてくれ。日テレは本当に下手くそ》
などのブーイングが続出している。
「日本テレビ系のお笑い番組は、あまり評判の良くないものが多い印象。『エンタの神様』や『女芸人No.1決定戦 THE W 2019』も日本テレビ系の番組ですが、いずれもお笑いファンの評価は高くありません。今回は出演者たちが豪華なだけあり、ネタ自体に批判はありませんが、カメラワークや笑い声のSEで、視聴者に不快感を与える高等技術を披露してくれたようですね」(芸能ライター)
ネタ中に観覧者の姿を映し出すのは、よくある演出かもしれない。しかし、視聴者がみたいのはリアクションをとる人より、ネタを披露している芸人だということを覚えてもらいたいものだ。
【画像】
pathdoc / Shutterstock