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11月16日、NHKが『第71回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表。しかし人気バンド『King Gnu』が出場歌手として選ばれていないことに、ファンは怒り心頭のようだ。
2019年の『第70回NHK紅白歌合戦』では、この年にヒットした楽曲『白日』を披露した「King Gnu」。昨年に引き続き、今年の『紅白歌合戦』にも出場すると思われていたのだが、白組に彼らの名前は見当たらなかった。
一方で同時期にブレークした男性バンドユニット『Official髭男dism』は、今年の『紅白歌合戦』に出場する模様。何かと比較されがちな〝ヒゲダン〟と〝ヌー〟だが、ここ最近になって格差が生まれているのかもしれない。
「今年の『King Gnu』は、ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)の主題歌に『三文小説』が起用されていましたが、『白日』以上のヒット曲は生み出せていない印象。『Official髭男dism』も『Pretender』越えは難しいようですが、『Billboard JAPAN』の2020年上半期総合ソング・チャートで上位を独占するなど、バンド自体の勢いは衰えていません。また『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の主題歌である『I LOVE…』は、『東京ドラマアウォード2020』で主題歌賞を受賞。ヒゲダンにとって、今年は〝飛躍の年〟といっても良いのではないでしょうか」(芸能記者)
悔しさを抑えきれない「King Gnu」ファン
「ヒゲダン」が紅白に出場して「King Gnu」が落選するという事態に、SNSなどでは、
《なんでキングヌーは紅白出れないの?》
《選出した人センス無いわ》
《紅白ジャニーズ出すぎ。誰でもいいからキングヌーと変わってほしい》
《ヒゲダンは今年も出るのに、キングヌーは出ないのか…》
といった落胆の声が。また《キングヌーからすれば、紅白なんてもう出る理由なくない?》と、『紅白歌合戦』自体を下げる人もちらほら見受けられた。
ファンとしては相当悔しい結果になってしまったようだが、まだ〝追加枠〟が残されている可能性もある。昨年の第70回も、出場歌手が決まった後に特別企画枠などの追加アーティストが発表された。
とはいえ、今回発表された出場歌手の中には米津玄師のほか、今年話題になったYOASOBIの名前もないので、追加枠もかなりの競争率になりそう。「King Gnu」が紅白に出場するのは、やはり難しいかもしれない…。
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