
ささざわ / PIXTA(ピクスタ)
だしが効いてふわとろの卵に、鶏肉、しいたけ、かまぼこ、銀杏…。茶碗蒸しは伝統的な日本料理だ。来客の多いお正月、おもてなしの一品として役立つので、ここで作り方をマスターしておこう。
この茶碗蒸しは、江戸の料理書によると、長崎の卓袱料理の一つとして作られたのがきっかけで、そこから全国的に広まったという。
蒸し器がないと家庭では作れないと思っている人もいるかもしれない。しかし、蒸さなくても電子レンジで簡単に作ることができる。今回はレンジを使った茶わん蒸しの超絶簡単レシピをご紹介する。
基本の茶碗蒸しの材料
卵2個、めんつゆ大さじ2杯、湯300ml
作り方
- ボウルに卵を割り入れ、箸で泡を立てないようにときほぐし、めんつゆと水を加える
- 器に具材を入れ、1で作ったものを静かにそそぎいれ、ふんわりとラップをし、200Wで10~12分程度加熱する(加熱時間は器や電子レンジの機種で異なるので要調整)
以上が基本の卵液のレシピだ。加える具は、基本お好みで問題なし。本格的にするなら鶏もも肉適量(小さめの一口サイズをあらかじめレンジで加熱)、生しいたけ1枚(薄切り)、かまぼこ適量(薄切りに)、銀杏適量などを、器に入れ、卵液をそそぎ、出来上がったら適量の三つ葉を散らそう。
それらの具材のほかにも、白身魚、エビ、かにかまぼこ、ベーコンなど、冷蔵庫に眠っているどんな具材でもおいしくいただける。また、多少の手間は掛かってしまうが、卵液を器に流し入れるときに、茶こしでこすと、なめらかさが断然違うのでおすすめだ。
加熱するとき、長時間加熱したり高い温度で加熱すると、ボコボコの原因となる“す”が立ってしまう。見た目も口当たりも悪くなってしまうので気を付けよう。電子レンジの出力を低くするのがコツだ。
ぜひ、なめらかな茶わん蒸しづくりに挑戦してみてほしい。
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