大谷翔平が目指す「二刀流」から「三刀流」への進化

ohtani

北海道日本ハムファイターズの大谷翔平(22)が、昨季に進化させた“武器”を使って弱点克服に乗り出している。

昨季は投手として2桁勝利を挙げ、打者としても打率3割2分2厘、22本塁打、67打点を記録した。

「昨季は大躍進の1年になりました。指名打者と投手の両部門でベストナインに選ばれるという前例のない受賞の仕方に加えて、パ・リーグのMVPにも選出されています。日本ハムは今季終了後のMLBへの移籍を容認しており、挑戦のための渡米が現実味を帯びてきました」(スポーツ紙記者)

全てにおいて自己最高記録を塗り替えたシーズンだったが、投手と野手の“二刀流”ゆえの課題も露呈した。

「規定打席数(試合数×3.1の打席数)に到達できませんでした。大谷が規定打席に到達していたと仮定したら、打率部門でのランキング入りが可能になり、3割2分2厘はパ・リーグ2位です。本塁打王になったブランドン・レアード(29=日本ハム)は598打席で39本塁打を記録していますが、大谷は200以上も少ない382打席で22本塁打を放っています。規定以上の打席に立たなければ、打者のタイトルを獲ることは不可能です」(球界関係者)

日本ハムの球団首脳陣も、大谷が打者のタイトルに届かない宿命を危惧していた。だが、策がないわけではない。首脳陣の一人に昨季の活躍について聞くと、こう答えた。

「大谷は足が速くなった。打ったあとに打席から一塁に到達するスピードは、往年のイチロー並みです。2017年は走塁面でもアピールできるはずです」

二刀流の進化系として、“代走大谷”という起用法も真剣に検討しているようだ。代走としてのテストもすでに済んでいる。昨年7月3日、栗山英樹監督は大谷を投手で先発登板させ、さらに1番打者として起用した。その試合で大谷は先頭打者本塁打を放ち、そればかりがクローズアップされた。だが、栗山監督は走者としての大谷のスピードにも期待し、試合展開によっては盗塁のサインも出すつもりでいたという。

大谷を調査するMLBのアメリカン・リーグの球団スカウトによれば、「メジャーでも二刀流を続けたいのなら、中6日でいいからシーズンを通してローテーションを守り、打者で出場するときは守備についてアピールしなければ認められないだろう」という。

昨季の大谷は利き手の指のまめを潰して、2カ月近くも投球ができない期間があった。160km/hを超える規格外の投球を続けるパワーに、指先の皮膚が弾き切れてしまったためだ。しかし、この怪我での離脱が、MLBのスカウトに不安を抱かせたのは間違いない。

「代走なら、先発で出場した翌日でも出場可能です」(前出・関係者)

代走大谷は、起用法の幅を広げることができるという意味で、MLBのチームにアピールする機会にもなりそうだ。もしかしたら、打者部門で初のタイトルが盗塁王ということにもなるかもしれない。

投げて打って走る、しかもその全てが超一流。ここまでくると、完全に野球マンガの世界である。

 

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