
HAYABUSA / PIXTA(ピクスタ)
JR東日本が展開する『そうさ今こそ!DRAGON BALLスタンプラリー』がファンの垂涎の的になっているという。東京の山手線エリアを中心とした全65駅をコンプリートすると、7つのピンバッジ式のドラゴンボールが獲得できる。
JR東日本は一昨年から、冬の閑散期に大人向けのスタンプラリーを開催している。2015年と2016年は『ウルトラマンシリーズ』だったが、今年は鳥山明氏による世界的漫画『ドラゴンボール』のアニメ放映が、JRグループ発足と同じ30周年を迎えることからタッグを組む運びとなった。
気になるスタンプラリーの内容だが、仮にスタンプをコンプリートできても“ドラゴンボール獲得”は相当難しいものになりそうだ。昨年、『ウルトラマンラリー』に挑戦したH氏(49)が説明する。
「ウルトラマンラリーでは、スタンプラリーの達成に応じて、ウルトラ警備隊などのピンバッジがもらえる特典があったのですが、毎回先着順の配布だったため、ファンが殺到しました。今回は難易度を上げたようですが、いずれにせよスピード勝負になりそうです」
賞品はなくなり次第終了となるので、スピード勝負になるというわけだ。全65駅に到達しなくても、7駅のスタンプを集めた時点でオリジナルカードダス1枚(種類は孫悟空かべジータ)がもらえる。ただし、こちらも先着順となっている。
では、そのスピード勝負で勝つためには、どうしたらいいのか?
「山手線外の西(中央線)・南(京浜東北線)・北(埼京線、京浜東北線)の、スタンプラリー区域の端にある場所、いわゆる“盲腸エリア”の制覇が鍵になります。特に、最も東に位置する取手駅(茨城県)への行程は判断の分かれるところでしょう。常磐線で一気に行ってしまい、茨城、千葉と各駅停車を乗り継ぎながら、つぶしていくのがいいでしょう。また、南に2駅ある東京モノレールも、天王洲アイル駅はりんかい線と埼京線にも連絡しているので、こちらも上手く活用しましょう」(H氏)
65駅という膨大な駅数だが、頑張れば1日でもコンプリートできるという。ただ、相当な運賃がかかってしまうのも心配だ。
「65駅のうち、東京23区内は57駅。23区内で一日乗り放題のチケット『都区内パス』(大人750円)が使えます。自動券売機でも販売しています」(H氏)
割引チケットを有効活用すれば、あとは時間と相談して、実際にスタンプを集めに出発するだけだ。その際、最後に注意したいポイントが一つあるという。
「一番大事なことはスタンプの設置場所です。これはホームページにも掲載されています。常に次の降り口を念頭に置いておくことで、大幅に時間を短縮できます」(H氏)
作戦を練り、事前のチェックを欠かさないことが成功への近道だろう。スタンプラリーは2月27日まで実施している。詳しくはホームページまで。
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