お気に入りの商品が自分が買ったあとに安くなっていたら…

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田中素材 / PIXTA(ピクスタ)

鎌倉時代後期の武士、青砥藤綱(あおとふじつな)は、川に落とした10文を、50文のたいまつを買って探させた。「採算が合わない」との批判に「10文は小銭だが、これを失うのは天下の貨幣を永久に失うこと。50文は自分にとっては損だが、他人には益。合わせて60文の利は大である」と答えた。

もし私たちが奮発して、20万円の腕時計を買って身に付け、意気揚々とビジネスに勤しんだとしよう。これと全く同じ腕時計を巻いていた取引先のビジネスマンが、「あなたもですか。これいい時計ですよね。私は16万円で購入したんです」と衝撃の事実を言ってきたら…。

これを“4万円も損した!”と考えるかどうかで、この人物の評価が定まる。購入したときの“お気に入りの20万円の腕時計を買ったぞ”という思いを続けるようにすればいいだけの話なのだ。

青砥藤綱流に考えれば、次のようになる。

4万円は自分にとっては損かもしれないが、他人には4万円の益、16万円の時計を20万円で買ってしまったのではなく、20万円以上の価値がある物を20万円で買えたと思えばいい。20万円に見合うぐらい使い倒し、大切にしよう。

“良いものを1円でも安く”というのは、旧ダイエーのキャッチコピーだが、実は“1円”でも安く買うことに躍起になっているときは、多数のちらしなどを比較検討している時間や、いろんな店舗に足を運ばなければならない必要が生じることが、思考から抜け落ちてしまっている。

“賢い生活術”のような主婦向けの本では、比較検討を重ねれば重ねるほど賢いというような内容になっているのだが、1円の節約のために1500円の本を購入していることには気付いていないの場合が大多数だ。

自分がいいと思ったら買って、自分がいいと思わなかったら買わない。かつ買ったらもう後悔はしない。それだけで、いいお金の使い方ができるのではないだろうか?

 

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