WBC開催の恩恵を受けて復活する可能性のあるベテラン選手

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3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う野球日本代表『侍ジャパン』は、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大らの正式な辞退表明を受け、日本人でMLBのチームに所属する投手が出場することはなくなった。

小久保裕紀代表監督は、日本国内の12球団から投手を選抜したが、その影響で“恩恵”を受けそうなのが、福岡ソフトバンクホークスの松坂大輔だという。

「代表メンバーの一次発表の際には、ソフトバンクから投手は一人も選ばれませんでしたが、追加発表で千賀滉大が招集されました。この影響で、開幕ローテーションの編成にはバックアップ要員を組み込む必要がありそうです」(ベテラン記者)

ソフトバンクは、昨季に千賀同様に先発ローテを務めたリック・バンデンハークも、オランダ代表としてWBCに出場することが決定している。WBC優勝決定戦は3月22日(アメリカ現地時間)。3大会中優勝2回の日本はもちろんだが、前回大会4位のオランダも決勝進出の可能性がある。

日本プロ野球(NPB)は3月31日に開幕を迎えるため、出場選手の大半は一度チームに戻ったあとに、再調整が求められる。なぜかというと、WBCで使用する公式球は、NPBの公認球と異なるため、過去にWBCに参加した投手は、感覚を戻すために開幕からの先発ローテを1~2度外れる。

ソフトバンクの工藤監督は、先発ローテを5投手で編成する、そのうちの2投手を失った状況で開幕を迎えることになる。そのため、千賀とバンデンハーク戻るまで、一時的に別の選手を先発投手に起用しなければならない。

「工藤監督が予定しているのは、ルーキーの田中正義。その次の候補と目されているのが松坂です」(同・記者)

松坂は2016年のシーズン終了後に、自ら志願してプエルトリコでのウインターリーグに参加していた。その際に、ノーワインドアップ投法をテストし、現地での成績は4試合20イニングに登板して自責点6、奪三振11、与四球数11、防御率2.70と、まずまずの成績を残している。本人も、現在の投球スタイルに手応えをつかんだという。

「いままでの決め球はスライダーでしたが、プエルトリコではツーシームや緩いカーブを多投していました」(特派記者)

この一時的な登板機会に松坂が結果を出せば、王貞治会長と孫正義オーナーの意向で獲得が決まった経緯があることから、その後も先発ローテの一角を担い続ける可能性は高い。

思い返せば、松坂は第1回と第2回のWBCで最優秀選手に選ばれている。もし今回のWBCを機に復活するとなれば、不思議な巡り合わせである。

 

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